2012/02/10

アマチュア・ミュージック・フェスティバル


山崎正博 茶陶苑代表




山口武カルテット


「蔵と音楽の街・川越」を
いずれジャズストリートを

2月10日、川越プリンスホテルで山口武カルテットによる「ジャズライブ&ビュッフェディナー」ショーが、アマチュア・ミュージック・フェスティバル実行委員会の主催で開かれた。同委員会は、今年9月には音楽大学グループによる大学ビッグバンド・ジャズフェスティバルを開く。昨年9月には12大学によるジャズフェスティバルを茶陶苑でおこなった。

茶陶苑の山崎正博代表(69歳)は、川越を音楽の街にするために7年前から40回ほど茶陶苑で、コンサートを開いている。「川越にはジャズ愛好家が多数おり、またクラシックファン層も厚いことがわかった。川越にも音楽がしっかり根付いている」と満足そう。

「川越には音楽で有名な東邦音大や、尚美学園大学があり、今後はタイアップして、最終的にはジャズストリートをつくって行きたい」との抱負。川越にはミュージックスポットが15カ所以上あり、音楽資源に事欠かない。

「蔵の街・川越」の問題点は、高い年齢層しか呼び込めていないことだ。若い人を呼ぶには音楽が有効なようだ。音楽による川越のまちづくりが着々と始まっている。

なお、アマチュア・ミュージック・フェスティバル実行委員会は、
東日本大震災には、あしなが育英会に100万円のチャリティーをおこなっており、今年もおこなう。同育英会は、震災遺児用のレインボーハウス本部を仙台に建て、福島県宮城県、岩手県にサテライトも用意する。

同実行委員会は、『AMFJournal』第2号を3月末に発行する。音楽と歴史を内容とした冊子で、市役所や市民会館、観光協会などで無料配布する。問い合わせは、info@chatouen.com へ


【参考】
AMFJournal: Amateur Music Festival

山崎正博: 亀屋 山崎茶店 茶陶苑


川越のミュージックスポット地図

あしなが育英会

レインボーハウス