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豊国(とよくに)神社の深秘(じんぴ) #1


豊国廟(とよくにびょう)、豊国(とよくに)神社、本願寺

神仏の本質にかかわることは、秘儀の領域に属します。
極秘事項を、特に神仏の世界では、深秘(じんぴ)といいます。

深秘(じんぴ)は明文化されません。
深秘(じんぴ)を公開しないのは、公開すれば本質がそこなわれる恐れがあるからです。

「神様を見ると目がつぶれる」といわれたり、本殿などが写真撮影を許可されないのは、神仏の世界には見てはならないことがあるからです。


豊臣秀吉は東山の阿弥陀ヶ峰の山頂に葬られました。
豊国廟(とよくにびょう)は西を向いています。

阿弥陀ヶ峰【写真】阿弥陀ヶ峰のふもとには豊国(とよくに、ほうこく)神社が建立されました。
豊国神社公式サイト
豊国神社【動画】

廟(びょう= 霊堂)と豊国神社を結ぶ線を西に延長すれば、本願寺に至ります。


通称は「西本願寺」ですが、正式名は「本願寺」です。

この京都の本願寺は、秀吉が土地を寄進したものです。

大阪にあった本願寺は、信長に焼かれたままになっていました。
本願寺は、親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗の本山です。
西方極楽浄土を約束する阿弥陀如来が本尊です。

秀吉の死後の魂は、阿弥陀ヶ峰、豊国神社で再生し、本願寺で西方極楽浄土の阿弥陀如来のもとにおもむきます。

神 秀吉は、阿弥陀ヶ峰→ 豊国神社→ 本願寺→ 阿弥陀ヶ峰を回り続け、 豊臣家を守り続けます。

この豊国神社にまつわる深秘(じんぴ)を見破った男がいます。
家康です。

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