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川越の豪商、横田五郎兵衛 ↓







埼玉りそな銀行川越支店 埼玉県における国の登録有形文化財登録第1号
横田五郎兵衛(1834‐1892)は、川越藩御用達の米穀商です。

江戸、大阪の米相場を左右するほどの力をもち、関東の長者番付の大関にあげられた川越商人です。
隆盛を極めた十七万石の川越藩財政を支えた豪商です。

幕末期に城下の土橋を石橋にかえ、橋は「横田の石橋」とよばれました。

1819年には、五百石の士分格に取り立てられました。

1879年埼玉県で最初の銀行、第八十五国立銀行(今は埼玉りそな銀行川越支店)設立発起人のひとり、設立後は第2代の頭取になりました。
県会議員でもありました。

しかし川越藩への調達資金は年々増大しました。
植林、治水、築堤の他に、黒船来航時の防衛費負担などで家運は傾いてしまいました。

松本醤油は、横田家の醸造所でした。
料亭「山屋」は、横田家の別邸でした。

埼玉りそな銀行、山屋、松本醤油の場所 グーグル地図

(改稿:2010年11月17日、2011年1月20日)