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蓮馨寺には、家康からの歴代将軍の位牌が安置

蓮馨寺には、家康からの歴代将軍の位牌が安置

家康からの歴代の徳川家の位牌、一部

蓮馨寺(れんけいじ)は、徳川家康により、関東18壇林(僧侶養成大学)のひとつに定められました。

葵の紋所が許され、威勢をふるいました。

川越の殿様でも、旗、槍をたおし目礼してから、蓮馨寺の門前を通りました。

蓮馨寺の初代住職の感誉存貞(かんよぞんてい)は、のちに大本山・増上寺の第10代法主になりました。
 
蓮馨寺には、歴代の徳川将軍の位牌が安置されています。


明治までは、川越織物市場跡あたりまで蓮馨寺の敷地でした。
蓮馨寺の守り神の熊野神社も敷地内でした。

昭和の初期に中央通り建設のために、境内の一部を上納しました。


浄土宗を開いた法然が晩年をすごした知恩院の集会堂(しゅうえどう)には、
蓮馨寺由来の阿弥陀仏が鎮座しています。


蓮馨寺は、徳川の江戸城、芝の増上寺、京都の知恩院とつながっていて、多くの物語に富んでいます。


【追】
豊臣秀吉の朱印状や徳川家康の書状も所蔵されています。