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東照宮には、なぜトラの次にウサギが多い?

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このウサギは波をこわがっていません。出典:http://redpanda.at.webry.info/200808/article_12.html



祖父家康を熱烈崇拝していた家光は、日光東照宮を全面的に建て替えます。
1636年に完成します。

東照宮には実在する動物の彫刻は120体あります。
虎が最多で38体です。

次ぎに多いのが兎で、19体あります。
家光の父の秀忠は、うさぎ年でした。

霊獣彫刻では、龍が最多です。
徳川3代の将軍のえとは、とら、う、たつと続きます。

「竜虎の戦い」の彫刻はありません。
虎(=家康)と竜(=家光)が戦う彫刻など、家光には恐れ多すぎることでした。

家康が38歳の時、2代秀忠が生まれました。

家光は自分が38歳の巳年のときに、男児が生まれるように、天海に念力祈願をおねがいしました。

1641年、4代将軍家綱が誕生しました。