寛永寺に移築された喜多院の本堂について。塩入秀知住職 |
セミナーの本論、喜多院の縁起については、配布の『星野山』(62号、2011年4月)、他にゆずります。
下は、
・庫裏でのセミナーでの質疑
・湯遊ランドでの懇親会、
・雑談会
の喜多院の施設についてのメモです。
セミナーの後、
・徳川家光誕生の間、
・江戸城・紅葉山の庭を模した枯山水の中庭
についての秘話などをご披露いただきました。
・寛永寺の本堂は、喜多院から移築したもの。(経緯などは松尾鉄城先生が9月20日に発表予定。)
<* 家光誕生の間など江戸からの贈り物が目立ちますが、
川越から江戸への贈り物もあります。
寛永寺の本堂もそうです。>
・天海僧正(慈眼大師)は本堂におまつりされてませんが、慈眼堂が離れて独立して存在します。
<* 本堂の潮音殿は 良源がまつられています。
良源は鎌倉諸宗派の父とよばれています。>
・天台宗は法華経をよりどころにしています。
しかし、喜多院では法華経にも密教にも取り組んでいます。
本堂は密教の修行場となっています。
法華経
<* となりの成田山は密教そのものです。>
・戦争中は、喜多院は兵士の宿舎になり、境内に防空壕が掘られていました。
・天台宗の喜多院は、ふところが深く、キリスト教の第九の演奏も行われる。
・門前前の道路は広く、歩行者にやさしい。
・北門から成田山への道、濠のまわりの道は10年ほどかけて整備の予定。
・本堂に車いすでも登ることができるのでありがたいです。
・お年寄りの憩いの場、ラジオ体操の場になっており、感謝しています。
・喜多院の緑陰をながめるとほっとします。
・ベンチが多く、休憩所もあり、ゆったりできます。
・となりに子供用の公園があり、近所の憩いの場になっています。
・多宝塔など説明は難しすぎるので、こどもがわかるような案内板があればと思います。
・説明版は、多すぎると景観をこわすので、多国語の音声案内の導入に期待したいです。
<* セカイカメラのエアタグなどが期待されます。>
・五百羅漢について。…。
・客殿、書院、庫裏などをまとめてなんと総称しますか?…。
* * *
庫裏内の慈眼大師像前にて |
喜多院 まとめ
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