ユダヤ人は、イスラム圏を介してのギリシャ文明の伝達者

古代ギリシャ帝国。http://goo.gl/Ktr1u

古代ギリシャ文明の後継者は、アラビアです。
古代ギリシャ文明の遺産は、アラビアに9割伝わりました。

ローマには1割ほど伝わったに過ぎません。

また古代ギリシャは多民族国家でしたので、文明の担い手は、半分以上がほどが非ギリシャ系のアジア人でした。

750年ウマイヤ朝。http://goo.gl/acHZL

オスマン帝国の領土。http://goo.gl/fRC91

イスラームのウマイヤ朝は、756年スペインに王朝を建てました。
イスラームは600年スペインを支配することになります。

オスマン帝国になってもスペインはイスラームのものでした。

イスラーム圏ではユダヤ教徒を、伝統的に保護する政策をとりました。
イスラーム教徒にとり、ユダヤ教徒は自分たちと同じ神を信仰する仲間なので、親しみの目で見ていました。
 ＜*  仲が悪くなったのは、イギリスの3枚舌外交のせいです。＞

イスラーム圏ではユダヤ文化人が活躍しました。

彼らは、ユダヤ哲学や思想を発展させたばかりでなく、医学、天文学、自然科学、哲学などの知識を翻訳しました。

1492年、スペインは国土回復運動によりイスラームを駆逐します。
同時に国王はユダヤ人追放令を唐突に発しました。

ユダヤ人追放例により数10万のユダヤ人が先祖代々の地を裸の状態で追われました。

1492年に、ユダヤ人ともいわれるコロンブスが、アメリカにたどり着いたのはユダヤ人追放令が原因です。

ギリシャ→ イスラム圏→ 西欧文明

西欧に逃れたユダヤ人は、そこでギリシャの学問、科学を伝えることに貢献します。

西欧がギリシャを知るのはイスラーム圏を通じてです。
イスラーム圏のユダヤ人が西欧に光をもたらしました。
その西欧は、ユダヤ人には冷たく当たり続けています。

 ＜*  ギリシャ文明→ イスラーム文明→ 西欧文明＞


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ケマル・アタチュルクの直孫と。
1995年。イスタンブルにて

トルコは世界3大親日国の1つです。

 トルコの父・ケマル・アタチュルクの直孫の老婦人は、言いました。
「日本はアメリカに従ってばかりではいけません。

アメリカ、西欧の支配は1750年から2050年の300年間だけです。
トルコは600年世界を治めました。」

イスラームが西欧を下に見るのは、歴史に由来します。

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 『もういちど読む山川世界史』をひもといたら、イスラムでなく「イスラーム」、レコンキスタでなく「国土回復運動」、でした。