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着実であかるいアセアンの未来。アセアンの図解地図

着実であかるいアセアンの未来 。アセアンの図解地図 
アセアンの図解地図

アセアンは、
陸の
インドシナ半島と
海の東南アジアにわかれます。


陸の東南アジア(インドシナ半島)は、
右から「ベカラ3国、タイ、ミャンマー 」です。

ベカラ3国(ベトナム、カンボジア、ラオス)は、フランスの植民地でした。


フランスは、ベトナム、カンボジア、ラオスからタイの植民地化をねらっていました。
アジアの植民地化1 フランスの進出 (12分) 

イギリスは、インド、ミャンマーからタイの植民地化をねらっていました。

タイは、英明なチュラロンコーン(ラーマ5世)が、 たくみな外交を展開しました。

自由貿易に転じて開国しました。
英仏の餌食にならず、独立を維持しました。
日本が明治維新により近代国家建設をしていたときです。

 
海の東南アジアは、
マレーシア、シンガポール、ブルネイ、インドネシア、フィリピンです。

マレーシア、シンガポール、ブルネイ、インドネシアは、マレー系人種です。
言葉も通じ合います。マレーシア語が米語、インドネシア語が英国英語のようなものです。

フィリピンは東南アジアの東端にあります。
ベトナムの右下です。

インドネシアは、東南アジアにアメリカの幅の広さに展開しています。
ブルネイはインドネシアのボルネオ島にある小さな国です。

マレーシアは、タイの下のマレー半島などを領域としています。

シンガポールは、マレー半島の先っぽの600万の小さな国です。
シンガポールがアセアンの首都のようなもので~す。


東南アジアのやわらかな、ものをつつみこむ価値観は、
今後の世界の問題を解く鍵
になります。

ミャンマーのような独裁国家も仲間に入れるフトコロの広さがあります。

東南アジアは、
古くから多数の民族、文化が共存しています。
1神教の西欧や中東は見習ってほしいものです。

アセアンは、日本の近くにあります。
時差は、シンガポールの場合 +1時間のみです。

文化、生活習慣、宗教など日本に似ている点が多くあります。
親日国家が多いのもアセアンの特徴です。

全般的に治安はいいです。


1967年にアセアンという10カ国の地域連合が出来、地域をまとめています。
ゆっくり、やれるところからやっていってます。

アセアンは人口7億です、GDPは日本の3割です。

インドネシアが人口大国で、人口2.6億、日本の2倍以上あります。
フィリピン、ベトナムも、人口1億です。 


    ところで日本・韓国・北朝鮮・中国・台湾の東アジア5カ国は、
いまだにひとつの機構を作れずにいます。


1967年、アセアンができたころ、バンコク事務局はうらぶれたビルにありました。
わたしも訪れましたが、「うまくいかないだろう」と悲観論を聞かされました。

隔世の感があります。


アセアンへの日本企業の進出が最も多い国は、以下です。
タイ    約5000社
シンガポール    約3000社、
ベトナム    約2500社


タイには以下が進出しています。
味の素、王子製紙    
イオン    東芝、キヤノン、パナソニック
NTT    三井住友、三菱UFJ銀行


ASEAN(アセアン)は、非 核 地 帯 条 約の宣言地帯です。
東アジアもまねをしてほしいものです。

経済成長が著しいです。



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アセアン、東南アジアは、
イギリスの産業革命を間接的に準備しました。

イギリスは東南アジアから胡椒、木綿、砂糖、陶磁器などを
百年以上にわたり輸入し続け、多額の赤字になやんでいました。
それをアメリカ大陸の金銀で補填しましたが、
やがて自国で綿織物などを生産するために機械をつくりだし、産業革命をおこしました。


アセアンは日本びいきです。
日本は、未来があかるいASEANと手をたずさえていってほしいものです。

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【※】アセアン  東南アジア諸国連合(ASEAN:Association of South East Asian Nations




ASEAN 外務省

東南アジア非核兵器地帯条約

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マングローブの林  南タイ、2013年