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高島屋が東京店改装(NK2012/9/14)


高島屋が東京店改装 40~50代の女性に的 20億円投資

 高島屋は2013年度までに20億円を投じて、東京・日本橋にある主力の東京店(東京・中央)を改装する。消費意欲が比較的高いとされる40~50代前後の女性を狙い、衣料品・雑貨などの品ぞろえを増やす。周辺では今後、三越日本橋本店(同)も改装を計画しており、各社の集客競争が激しくなりそうだ。
 まず今月19日に婦人服売り場を改装オープンする。三陽商会などと組み、10万円前後のジャケットなどをそろえた、働く女性向けの専門売り場を新設する。10月には輸入ブランドを大幅に増やした婦人靴売り場を開くほか、来春には新規の高級ブランドを導入する。
 食品売り場もテコ入れする。全国各地の名産品や菓子の品ぞろえを2倍に増やす。「日替わり、週替わりの商品を充実させ、顧客の来店頻度を高める」(佐々木高信店長)。
 近隣では10月5日に大丸松坂屋百貨店の大丸東京店(東京・千代田)が増床開業する予定。三越伊勢丹ホールディングスも14年度をめどに90億円を投じて三越日本橋本店を改装する。
 いずれも従来の中心顧客であるシニア層に加えて、より若い世代の取り込みを狙う。
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