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石原慎太郎、政界の歩み(NK2012/10/26)


衆参議員や都知事を歴任 石原氏、政界の歩み

 石原慎太郎氏は1968年の参院選全国区に自民党から出馬し、史上初の300万票を集めてトップ当選した。72年に衆院にくら替えした後、同党の中川一郎氏らと派閥横断のタカ派グループ「青嵐(せいらん)会」を作り、注目を集めた。
 75年に都知事選に初挑戦し、革新系の美濃部亮吉氏に敗れた。衆院議員に返り咲くと環境庁長官や運輸相を歴任。宇野宗佑首相の後継を争う89年8月の自民党総裁選に出馬したが、最大派閥、竹下派の支援を受けた海部俊樹氏に大差で敗れた。
 95年4月14日、衆院本会議で議員勤続25年表彰の演説中に「国民の政治に対する軽侮と不信は私自身の罪科である」と述べて突如、議員辞職を表明。浪人生活を経て、99年に都知事に就任した。