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ターバン姿のシク教徒は先進的。イスラム教を取り入れたヒンドゥー教

左上がパンジャブ州
ガイド役のジェットパイロット将校宅にて。2001年。(※1)

シク教(Sikhism)は、イスラム教を取り入れたヒンドゥー教の一派です。
西からのイスラム教の影響を受けた宗教です。


15世紀末に創設されました。
18世紀にはパンジャブ地方に独立王国を建設しました。

20世紀に入ると反英闘争を展開し、インド独立の重要な推進力となりました。

シーク教徒はヒゲや髪の毛を切らず、ターバンを頭に巻き付けます。
髪は神から与えられた生命の一部であり、力の源泉であると信じているからです。

シーク教徒は1000万余りで、インド人口12億の2%にも満たないのに特異な服装と社会的な活躍で、とくに首都デリーで非常に目に付きます。

シーク教は、カースト制を無視しているので、
新しい時代の新しい仕事に適応するのが早い
です。
エリート階級にも登りました。

ジェットパイロットから自動車の運転手に至る
新しい旅行関係の職業にもカースト制度の制約がないので、目立って多いです。

シーク教徒は勇敢で進取の気性に富んでおり、団結心に富みます。

彼らにはシン(Singh=ライオン)という姓が多いです。

※  シンガポールのシンはライオンの意味。

シンには、神のためにはなにものも恐れず、ライオンのように勇猛に戦うという意味合いがあるようです。

(※1)一人娘は、数学が好きです。

 おみやげのミニ電卓は使わずじまいでした。
暗算ですましていました。
お父さんのパイロットも、ドライブの道中で、
何でも暗記し、あとでパソコンに再現してくれました。