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『観光と情報』誌活動報告 2009年3月18日

『観光と情報』誌活動報告 2009年3月18日

かわごえおくむさし観光情報学研究会

主査 桑原政則(東京国際大学)
副主査:石井昭三(骨酒の一心堂)
副主査:木所勝邦(三光物産社長)

【活動状況】
2008年4月より2009年3月まで、毎月第3火曜日6時半~8時に例会を開いた。
例会では、数件の報告とゲストによる発表などをもよおしている。例会につづいて、懇親会が開いている。

本稿では
2008年11月22日のシンポジウムについて報告する。
『埼玉新聞』(2008年11月27日)よりシンポジウムの様子を抜粋する。

   観光振興を広域的に考えようという武蔵観光情報学研究会シンポジウム」が二十二日、川越市内のホテルで開かれた。

 同研究会(桑原政則会長)は観光分野では埼玉県初のNPO法人。
川越・奥武蔵地区の観光客、企業、行政、観光資源、住民をつなぎ観光情報と人間のネットワークをつくることを目的に発足した。

 観光情報学は、新しい学問分野で、ITを使った地域観光情報の収集分析や観光ビジネスの創出などを通じ、日本の観光を根底から整備することを目指すという。

 シンポジウムは、広く観光情報学を知ってもらおうと開かれたもので、ときがわ町、日高市、鶴ケ島市など近隣市町から行政関係者や観光業者、学生ら約百二十人が集まり、期待の高さを見せた。

 桑原会長は
「来年春にNHKの朝の連続ドラマ『つばさ』は川越が舞台となるが、観光分野ではまだ埼玉県の認知度は低い。
まして『彩の国』は他県ではほとんど通用しない。
堂々と『観光の埼玉県』を掲げよう。
研究会もこの分野で埼玉県をアピールするため『川奥観研』から『埼玉観研』に改称申請している」とあいさつ。

 記念講演では、浅草木馬館篠原演芸場二代目で東京大衆演劇劇場協会長の篠原淑浩さんが、大衆演劇の変遷をわかりやすく話した。また劔持勝・観光情報学会理事が「埼玉、広域観光の可能性」と題して講演。

 劔持さんは「観光圏とは、複数の市町村が連携して二泊三日程度の宿泊旅行客を呼び込む活動を企画・実施する枠組み。観光を他国・他地域との『貿易産業』としてとらえ、いかに地域に来てもらうかという視点が大切。埼玉は、ほとんどが日帰り客で、滞在してもらうにはそれなりの地域力が必要」と強調。豪州からの観光客誘致に成功した北海道ニセコの舞台裏の努力を紹介し、観光が奥武蔵地域の一大産業になる可能性を示唆した。

 第二部では会員十五人がそれぞれの研究成果を三分間ずつ発表した。同研究会は「約三十人の会員発表を準備したが半分にとどまった。観光での地域おこしを目指し、会員の研究成果を発表する機会を近いうちに持ちたい」と話している。

シンポジウムの後援団体
NHKさいたま 川越市 川越市教育委員会 川越市商工会議所 小江戸川越観光協会 小江戸川越観光推進協議会 埼玉新聞社 川越ケーブルテレビ 観光情報学会 埼玉県観光連盟 坂戸市 坂戸市商工会 鶴ヶ島市 テレビ埼玉 ときがわ町 所沢市 鳩山町 鳩山町商工会 日高市鳩山町商工会 日高市観光協会 日高市商工会

広告団体
アサヒビール 石井商工  市場ルジョン 越後花ビラダケ  川越ニューシティホテル  クラックス  広済寺  骨酒の一心堂 埼玉縣信用金庫 三光建設  三光物産  篠原企画  中村印刷  埼玉フード事業協同組合  増田建設  三国コカコーラ  ユーユー財宅  湯遊ランド・ホテル三光

協賛団体
P・R・Oコンサルタンツ イーグルバス ケイシステムジャパン システムプランニング ナック建築設計 ブルークロス リアライズコーポレーション ワイエスサービス商会 広済寺 高橋設備工業 高麗農産  坂東流日本舞踊 三喜プラン 三上工務所 出光工務店 松本事務器 新井電設 新和工業 西部綜合サービス 川越双葉幼稚園 増田建設 大起建設工事 田島造園 田畑社会保険労務士事務所 東基サービス 日本アクセス工業 麻原酒造 妙昌寺 柳澤事務所 鈴善

【今年度の計画】
  • 毎月第3火曜日に例会と懇親会
  • 11月14日(土)シンポジウム

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