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栃木市、川越市、香取市が「小江戸サミット」

栃木市、川越市、香取市が「小江戸サミット」

「小江戸」3市がサミット
2014年11月25日、Yomiuri 引用編集

 「小江戸」の愛称を持つ栃木市と埼玉県川越市、千葉県香取市の関東地方3市の商工関係者らが集う「小江戸サミット」が24日、栃木市内で開かれた。江戸時代の蔵が残るなど共通の特色を生かした街づくりを考える年1回のイベントで、今年は同市ゆかりの浮世絵師・喜多川歌麿をテーマに据えた。


 サミットは、
〈1〉江戸との舟運で栄えた
〈2〉蔵など江戸の名残が見える
〈3〉江戸型山車の祭りがある――
の3条件を満たす3市が1996年に始め、毎年持ち回りで開催。栃木市は、世界に約40点しかない歌麿の肉筆画が3点発見されたゆかりの地として街おこしを進めており、今年は幻の大作「深川の雪」が66年ぶりに公開されたのを記念し、「歌麿ざんまい」の企画にした。

 川越市と香取市の計約180人は、歌麿の複製画や資料を展示する「歌麿館」を中心に蔵の街を散策したり、巴波うずま川を遊覧船で下ったりした。「深川の雪」を所蔵する岡田美術館(神奈川県)の小林忠館長も訪れ、発見の意義について講演した。

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