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「あそか幼稚園」の「あそか」って?アショーカ王。無憂樹(むゆうじゅ)

川越の光西寺を訪れました。

付属の「あそか幼稚園」の新園舎が完成しました。
あそか幼稚園

同名の幼稚園は他にもあります。
川口市、佐世保市、都城市、呉市、横浜市、鹿児島市、仙台市、広島市


「あそか」というのは、紀元前3世紀に仏教の力でインドを統一したマウリヤ朝のアショーカ王のことです。
アショーカ王は人々に仏教をすすめ、仏教にもとづく政治理想の実現につとめました。

アショーカ王
/ http://yosaburo.web.fc2.com/coin/others/bc2-india.html

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無憂樹(むゆうじゅ)

無憂樹の木陰で休息する人々。バンコク「暁の寺」にて
撮影:梅本浩史

また「asoka」とは、a(無)+soka(憂い)で、「無憂」と訳されます。

マーヤー夫人が、オシャカサマを生むために家に帰る途中、ネパールのルンビニ-園のこの木の下でオシャカサマを出産しました。
オシャカサマはネパールの人です。
のちにこの木は、無憂樹(むゆうじゅ)と名づけられました。
英語では、Asoka treeといいます。

★   ★   ★   ★   ★ 【当て漢字について】

仏教系の「あそか幼稚園」は全国に見られます。
川口市、佐世保市、都城市、呉市、横浜市、鹿児島市、仙台市、広島市

「あそか」の語源は、サンスクリット語のasokです。

タイでは、asok(アソーク)という通りや駅があります。
私は5年ほどアソーク通りに住んでいました。
タイでは、仏教の国ですから、ルンビニー公園もあります。

光西寺の「愛育」は「あそか」の「あて漢字」で、「あそか」を発展させたものでしょう。
日本には、万葉仮名の昔から「当て漢字」を愛用してきました。

あそか幼稚園のチビちゃんたちの「元気」を祈って

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