2016年の年賀状について:
50年間の思いを述べました。
1960年頃、梅棹(うめさお)忠夫先生は、「文明の生態史観」をとなえました。
わたし(桑原政則)は、大学院の頃から東南アジア史学会、比較文明学会などを通じて、梅棹先生の謦咳(けいがい)に接しました。
梅棹(うめさお)忠夫先生は、日本を西欧と等価に置き、
「日本は西欧と並んで、世界をリードする必要がある」
と説いていました。
今やっと梅棹理論に世界が目を向け始めています。
中国文明、インド文明、イスラム文明、ロシア文明のひとびとに、
日本はイギリスと同様、島国のせいで、大陸の暴力とは無縁だったことを納得してもらい、現実に高度の文化社会を築いていることを見聞き、納得してもらう必要があります。
イギリス、フランス、ドイツの西欧や、その子どもアメリカに、
日本は西欧と同様の高度文明社会であることを、
わかってもらうことはさらに大変です。
わたしのふたりの息子の相方は、イタリア系アメリカ人とドイツ系アメリカ人の一家です。
スカイプ(テレビ電話)で、コミュニケーションは日常茶飯事です。
日本のすぐれたことを日常の言動でわかってもらうことが、日本人の役割となっています。
タタカイ です。
日本人全体が自信をもって、世界に日本の文化社会のすばらしさを示すことが、
梅棹(うめさお)忠夫先生の願いでもありました。
いまその時期です。
大陸国家は暴力が習い性。中国、ロシア、インド、中東。
梅棹忠夫 wp
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