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松尾芭蕉。俳句の生みの親 。Matsuo Bashō。11月28日没

松尾芭蕉。俳句の生みの親 。Matsuo Bashō。11月28日没 

松尾芭蕉 

・1644年。三重県伊賀市ー1694年11月28日没。51歳

松尾芭蕉 by葛飾北斎


伊賀市


※伊賀市    9万人
伊賀盆地。城下町。松尾芭蕉の出身地。伊賀流の忍術。芭蕉翁記念館


『奥の細道 』は、歌枕(古い歌によまれた名所)を訪ねる旅でした。

芭蕉が、旅立ったのは西行(さいぎょう)の500年忌にあたります。

※ 西行   平安末期の歌人。『新古今和歌集』には94首。1118年-1190年3月31日


東北、北陸をめぐる2,400キロ、5か月ほどの長旅でした。
46歳の芭蕉は1日40キロ以上も歩いたこともあります。
紀行文『おくのほそ道』が作品です。

※ 旅程 
日光    黒羽 雲巌寺 光明寺    那須 温泉神社 殺生石    白河の関    飯塚の里    多賀城    松島    平泉    尿前の関    尾花沢    山形領 立石寺    新庄    出羽三山    鶴岡    酒田    象潟    越後 出雲崎    市振の関    越中 那古の浦    金沢    小松    加賀 片山津    山中温泉    小松 那谷寺    大聖寺 熊谷山全昌寺    越前 吉崎    松岡 天龍寺    敦賀    大垣


松尾芭蕉は「松の事は松に習へ、竹の事は竹に習へ」と言っています。
ものごとや相手を受けとめ、色々な考え方があることを知れば、
大切なものが何なのかがわかってきますよ、とのことです。

いままでの「花鳥風月」とはべつに
「庶民的な風景」をよむことに力を入れました。



【芭蕉の句】

<古池や  蛙(かわず)飛びこむ  水の音>

Old pond - frogs jumped in - sound of water.
(小泉八雲=ラフカディオ・ハーン訳 )


<名月や  池をめぐりて  夜もすがら>

名月を眺めながら、池の周りを歩いていたら、夜が明けてしまっていた。


<夏草や  兵(つわもの)どもが  夢の跡>

【※】岩手の平泉でよんだ句です。奥州藤原氏も滅んでしまった。
源義経も追われてついに討ち果ててしまった。


<閑(しづか)さや  岩にしみ入る  蝉の声>

Deep silence、the shrill of cicadas、seeps into rocks.
  cicada [セケイダ。蝉]

<五月雨を  あつめて早し  最上川(もがみがわ)>


旅に病んで  夢は枯野を  かけめぐる















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