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良寛。奇行に富み、子どもとたわむれた禅宗の名僧。Ryōkan。2月18日没

良寛。奇行に富み、子どもとたわむれた禅宗の名僧。Ryōkan。2月18日没
1758年11月2日。越後出雲崎~1831年2月18日没。74歳。長岡市


良寛は、家を捨てて禅宗・曹洞宗の僧侶となりました。
きびしい修行をつみ、その後放浪の旅に出ました。

禅宗はサムライの宗教です。
禅では、奇人、変人も好まれるようです。

雪の越後で五合庵(あん)という小屋に住み着きました。
雪深く寒風荒れる庵です。
【※】五合庵(あん) 【画像】


子どもと遊び、みなから愛されました。

「かすみたつ  ながき春日(はるび)を  子どもらと  手まりつきつつ  けふ(きょうも)くらしつ」

書の達人で、漢詩をつくり、俳句、和歌をよくしました。

寺を構えず、物をもたず、質素な生活
人びとの共感を得ました。

只管打坐(しかん ただ。ひたすら座禅)」の修行の日々を送ります。
雑念を交えずに、ひたすらに座禅すること です。

いわ~ば、断捨離の達人でした。


夏目漱石も良寛ファンでした。



【名言】

災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候(そうろう)
死ぬ時節には、死ぬがよく候
これは災難をのがるる妙法にて候


1828年新潟三条地震、1500超の犠牲者。愛児を亡くし悲嘆にくれる友人に送った言葉です。

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