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尊海 (1253~1332)。 無量寿寺の中院を再建 <川越の先人

尊海  (1253~1332)。 無量寿寺の中院を再建   <川越の先人


  尊海は鎌倉時代の僧です。
武蔵の比企郡・慈光寺の住持をつとめたのち、比叡山で修行しました。

尊海は武蔵の足立郡出身です。

  1296年、帰郷して川越の天台宗・無量寿寺の中院(なかいん)を再建します。

尊海は、後伏見天皇の命で、中院を関東天台宗580寺の本山としました。

中院は、天海が無量寿寺の喜多院(北院)の住職となるまでは、無量寿寺(北院、中院、南院)の中心的な役割を果たしていました。


  「無量寿」とは量(はか)りきれない寿命のことで、阿弥陀如来をさします。
阿弥陀さまは、実在はしていませんが、お釈迦様(ブッダ。紀元前5世紀)の先生にあたります。
あの世(西方極楽浄土)のほとけさんです。

南無 阿弥陀仏」とは、「阿弥陀仏さん、よろしくおねがいします」というです。
「南無」は、サンスクリット語の namas (帰依)からきており、「おすがりします」という意味です。

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