渋沢平九郎は越生（おごせ）で自決

 渋沢平九郎は、越生（おごせ）で自決

渋沢 平九郎

・ 1847年～ 1868年7月12日。22歳

渋沢平九郎は、1868年飯能戦争に破れ、越生（おごせ）で自決しました。

22歳でした。

飯能戦争は、幕末の戊辰（ぼしん）戦争（明治元年 - 明治2年、1868年 - 1869年）のなかの地域戦です。

慶応4年（1868）5月渋沢平九郎は、顔振（こうぶり）峠から越生（おごせ）へおりてきました。
官軍の偵察隊と奮闘をしたあと、路傍の石に座して自決しました。

村人たちは、壮絶な最期を讃え、「だっそ様」（脱走の勇士様）とあがめました。

明治元年 飯能戦争の悲劇　 渋沢平九郎 墓参　2015.04.09①  【+3】

自刃の地 Gmap 

平九郎は、渋沢栄一の妻・千代の弟で、渋沢栄一の見立て養子でした。

尾高惇忠（じゅんちゅう）が、千代や平九郎の兄でした。

渋沢栄一は、1867年パリ万博視察のため渡仏しました。
その際、自分の身に何か起きた時、相続者がいないと、幕臣としての家がつぶれるので、平九郎を見立て養子にしました。