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ルイ14世。フランス絶対王政 全盛期の太陽王。9月1日没

ルイ14世。フランス絶対王政 全盛期の太陽王。9月1日没 
ルイ14世
・1643年5月14日~1715年9月1日没。76歳
 
 ルイ14世は、「朕は国家なり」と言って、
桓武天皇のように親政をおこない、
「太陽王」とよばれます。 

親政とは、君主がみずから政治を行うことです。

対外戦争をオランダ、イギリス、スペインに戦争をしかけます。 

豪華なベルサイユ宮殿にも巨費をかけます。 

新教徒を弾圧したため、商工業者は国外に出てしまいます。 


72年もの間、フランス国王として君臨しました。 

国民は重税に苦しみ、反発し、
1789年のフランス革命の端緒となります。 


フランスは、
    地方分権制から、 
        国王の絶対王政、 
            市民によるフランス革命を経て、 
                 近代国家へ発展して来ました。



ルイ14世が行った侵略的な対外戦争

1)南ネーデルラント戦争(1667-1668) 
スペイン領であった南ネーデルラントの領有を主張して出兵

2)オランダ侵略戦争(1672- 1678) 
イギリスのチャールズ2世との密約により、オランダと戦う。
オランダからいくつかの領土を獲得して講和。

3)ファルツ戦争(1688- 1679)
ドイツのファルツ選帝侯の継承問題に介入し出兵。
アメリカ大陸ではイギリスとのウィリアム王戦争が展開。
ここから英仏植民地戦争(第2次英仏百年戦争)が始まり、
両国の対立はナポレオン戦争まで続くこととなる。

4)スペイン継承戦争(1701- 1713)
スペイン=ハプスブルク家の王位継承問題。
ルイ14世は王妃がスペイン王家出身であったので、孫のフィリップの継承権を主張、
イギリス、オランダ、神聖ローマ皇帝、プロイセンなどとの戦争となった。
アメリカ大陸ではイギリスとの間でアン女王戦争を戦った。

【名言】
「“I am the state."   朕は国家なり=私こそが国家そのものである」

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