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北鎮記念館は、旭川のねむれる観光遺産

旭川・北鎮記念館  <wp
2008年5月30日、タクシーにおまかせ観光をおねがいしたら、
    北海道伝統美術工芸村、
    三浦綾子記念文学館、
    川村カ子ト(かねと)アイヌ記念館のあとに、
    北鎮(ほくちん)記念館
を案内していただきました。

地元では気づいていないようですが、
北鎮記念館は、格好の歴史観光遺産です。

屯田兵時代から現代にかけての明治、大正、昭和の歴史がよくわかります。
北鎮記念館 

北鎮とは、「北を鎮める」ということです。
1896年に編成された旭川の第7(だいしち)師団は、1904年には日露戦争に出征し、旅順攻略戦、奉天会戦に参加しました。
1917年満州に駐屯し、シベリア出兵に参加しました。
1939年にはノモンハン事件でソ連軍と交戦しました。

太平洋戦争では、1942年ガダルカナル島に出征します。
2500名の兵士はほぼ全滅しました。

この記念館には、未展示の眠ったままの資料も多々あります。

埼玉県では、鎌倉時代(比企郡)や江戸時代(川越)が自然に学べます。
北海道は、そのような時代を欠くので北海道人は日本史にあまりなじめません。

しかし、旭山動物園のあとに、観光客、学生諸君をここにお連れしたら、格好の歴史教育の場になり、歴史への関心がたかまります。

旭川への観光客は9割が道内客です。
日露、第2次大戦をとおして、日本史を学ぶことができます。

健康のために医学があります。
平和のためにも防衛、軍事を知る必要があります。
平和はしっかりした防衛力があって維持されます。

観光を兼ねた「勉強」に親はお金をだすものです。

旭川には、この他に川村カ子ト(かねと)アイヌ記念館、旭川兵村記念館があります。
6月6日アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議が衆院で採択されました。
アイヌ記念館の充実が望まれます。

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