ページ

自転車時代の到来

(2010年3月27日、2010年8月15日 改稿)

島崎藤村は『若菜集』で「ついに詩歌の時はきたりぬ」とうたいあげました。

そのデンでいくと、「ついに自転車時代が来たりぬ。」です。

マチでしゃれた自転車を多く見かけるようになりました。

1993年7月、オランダのライデン大学を訪問しました。
途中、大学の先生や学生たちが
自転車で楽しそうに、行き交う姿が印象的でした。

ライデン大学近くの道路は、
歩道と自転車道がたっぷりとってあり、
車道は狭く、センターラインもなく
自動車は肩身狭そうに通っていました。

オランダの自転車事情【動画】
《*これはやりすぎ》

1997年、私は車を廃止し、
自転車ツーキニスト(自転車通勤人)になりました。

輪行は、エアロビクスの一種です。

ペダリング動作で、モモと腰まわりが強化されるので、
足腰が弱りはじめた中高年には特に適した運動です。

心肺機能を高め、新陳代謝をうながし、
内臓脂肪を効率的に燃やし、
からだの活性化をうながします。

血圧は下がり、糖尿病にも効果的です。

1時間で300~400キロを消費します。

自転車は、渋滞の解消、交通事故の減少、
健康の促進、環境保全、都市景観の保全の面で
はるかにすぐれています。

自転車の二酸化炭素排出量は、自動車の130分の1です。

《*輪行= サイクリング= ジテツー(自転車通勤)= ポタリング= 自転車ツーキニスト》