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フィンランド症候群が教える気ままニコニコライフの重要性
- フィンランドで40代の1200人を2グループに分けて15年にわたり調査をしました。
- 半数には、運動を勧め、タバコ、アルコール、砂糖、塩分を抑制しました。
- 残りの半数には、指示を与えずに気ままに生活してもらいました。
- 15年後の結果では、気ままグループのほうが健康オタク(= 健康強迫症)グループより心臓血管系の病気、高血圧、ガン、各種の死亡、自殺、いずれについても低かったです。
これをフィンランド症候群といいます。
- 血圧も血糖値もコレステロール値も高めの太り気味の人のほうが、元気でイキイキします。
「うつ」になりにくいです。
脳に酸素も栄養もじゅうぶんいきわたるからでしょう。
- 日本人の死亡率の第1位はガンです。
もうすぐガンによる死亡は、2人に1人となります。
ガンへの免疫機能を高める必要があります。
- それには、心が大切です。
笑いながら楽しい生活を送ることです。
禁欲、粗食ではなく、
肉を食べ、脂っこいものに挑戦し、
塩分をとり、甘いものをとり、
健康診断の結果に神経質にならず、
ニコニコ人生を楽しみながら
暮らすのがよろしいようです。
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- 出典:和田秀樹『現役年齢をのばす技術』