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医学で解けない千日回峰行

「お手上げずら」
医学は、天台密教の荒行・千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)を説明できません。
http://g-nozawa.com/event_end.html
千日回峰行は、7年間毎日比叡山を30キロ以上走るところから始まります。
激しい荒行で大きなカロリーを消費するにもかかわらず、
食事はうどん、ジャガイモ、豆腐半丁を1日2回だけです。

アウトプット(出すエネルギー)とインプット(食べる量)が違いすぎます。

7年目は、100日間毎日84Km、300カ所の巡拝となります。
睡眠時間はわずか2時間です。

◇                    ◇                    ◇

700日目に「堂入り」があります。
ほらあなのような堂の中で、9日間、 
食べず、
飲まず、
眠らず、
横にならず、 
真言を10万回唱えます。
「断食断水、不眠不臥(ふが」)といいます。
9日間食べません。
水を飲みません。
眠りません。
横になりません。
9日間にわたる

「断食断水、不眠不臥(だんじきだんすい、ふみんふが)」

はお医者さんにはわかりません。

◇                    ◇                    ◇

アラブ人を見ていると、砂漠のようなところに住んでいて、野菜をとっていません。
体格もよく元気です。

モンゴル人も野菜をとりません。健康です。

学生時代、『パプアニューギニア高地民』の畑中幸子さんから直接話をうかがいました。
「かれらはサツマイモしか食べないのに、健康です。」

豆は空中から栄養分を取り入れます。
空中窒素固定法です。

人間にもそれができるようです。

禅のお坊さんが、小食粗食なのに頭がひかり健康そのものなのは、長年の鍛錬で、

空中から栄養分を

とっているからでしょうか。

中国の仙人は、運気の生ずるところで霞を食べて生きるといわれています。

坂戸市の道教寺院「聖天宮(せいてんきゅう)」も、運気が生ずるところに建立されたと聞いています。

医学は、まだ小学校1年の段階にあるようです。

千日回峰行 【8:37】酒井雄哉師

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