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鶴川座



2階席からゆったりした会場を望む

埋められた花道のあと

役者の楽屋

舞台の下の廻り舞台

役者が移動に使っていた花道下の地下道



こんな映画も

エノケン似の伊藤泰吉川越市長。1946年(昭和21年)より

旧・鶴川座は、蓮馨寺(れんけいじ)前にあります。
1890年建設の築120年以上の元芝居小屋です。
首都圏に現存する唯一の木造芝居小屋です。
芝居小屋、映画館、事務所、ライブハウスを経て、現在は廃墟となっています。

全国芝居小屋会議では、鶴川座保存の2007年決議文を出しました。
【要約】
「旧鶴川座は、首都圏に残る唯一の木造芝居小屋と推定されます。
これを再生し活用することは蔵造りの町・川越の魅力をさらに高め、文化活動の発信源として新たな展開をもたらすはずです。
旧鶴川座が伝統的芝居小屋として歴史的根拠に基づき復原され、保存・活用され、芝居小屋会議の一員として、共に活動する日が一日でも早く訪れることを心から望みます。」

2008年には、JATET木造劇場研究会は次のような議論をしました。
【要約】
・復原にあたっての法律的な問題は?
・どのように復原し、どのように維持活用したらよいか。
・音響的には、現在の屋根が鉄板葺であるために、雨音が大きい。
・芝居小屋の両隣が民家であり、劇場で大きな音を出すためには、何か対策が必要である。


仮面ライダーの撮影が行われたこともあります。

楽屋には明治時代の新聞がはられていたり、当時の役者の落書きが残ります。

蓮馨寺 まとめ

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