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イザナミは、感染症で死亡<古事記めぐり

イザナミは、感染症で死亡<古事記めぐり

地上界に天降りしたイザナギ、イザナミは、多くの子神をうみました。
火の神をうんだときにイザナミは、陰部(ホト)にヤケドを負い死亡しました。

イザナミは、黄泉(よみ)の国を脱出して、筑紫の日向国でミソギをおこなったとき、アマテラス、ツキヨミ、スサノオの3神が生まれました。

スサノオは、乱暴狼藉の末天上の世界を追い出され、出雲の斐伊川(ひいかわ。氷川神社の語源)に降臨します。
そこでヤマタノオロチを退治します。


スサノオの6世の孫のオオクニヌシ(大国主)は、地上世界を治めます。
ニニギが出雲に降臨し、コノハナサクヤヒメとのロマンスにより海幸彦、山幸彦が生まれます。
次いで山幸彦と豊玉毘売のロマンスによって神武天皇が生まれます。



イザナミは、感染症で死亡

イザナミは、分娩による局所(ホト)の損傷で感染症を発し、
その例が多かった産褥熱となりました。
これがわが国最古の婦人病発症の記録です。

医療や保健統計の発祥地は出雲でした。

【cf.】金田治也「古事記に見る古代の医療」 
埼玉県の宝登(ほと)神社は、火之神をまつっています。



イザナミの墓は比婆山(ひばやま)に 

イザナミの御陵(墓)は、比婆山久米神社  にあります。

比婆山  中央雲の上に見えるのが比婆山。島根県安来(やすき)市
比婆山は逆転磁気を帯びています。
方位磁石は正しい方向を向きません。
比婆山地図
比婆山久米神社   イザナミの御陵


オオクニヌシ(大国主)は医薬の神

大国主はイナバの白兎に蒲(ガマ)の穂の花粉による外傷の治療法を教えました。
蒲黄(ホオウ)による止血剤です。
これは最も古い外傷医療の記録です。

気多の岬(鳥取市白兎海岸)には、天然痘の神として白兎(はくと)神社がまつられています。

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