日光山輪王寺の相輪橖(そうりんとう) <寺社紀行

相輪橖(そうりんとう)、上の部分です。


相輪橖(そうりんとう)とは、相輪からなる塔のことです。

1643年、3代家光が、天下太平を祈願して、天海僧正に依頼して建てたものです。
13メートルで1000部の経典が納められています。

相輪橖(そうりんとう)【遠望】

日光山輪王寺【地図】

日光の社寺はかつては「日光山」と総称されていました。
明治の神仏分離令で二社一寺に分離されてしまいました。
二社とは、東照宮、二荒山神社のことです。
一寺とは、輪王寺のことです。

輪王寺(りんのうじ)という建物はありません。
大猷院(家光)、慈眼堂(天海)、三仏堂やその他多くのお堂、支院をの全体を輪王寺といいます。

《*比叡山で「延暦寺は?」と尋ねている人がいました。
ありません。
比叡山延暦寺とは、比叡山にある寺院群全体のことです。》

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