2017/10/31

【武蔵観研通信】227号:2017年10月31日

【武蔵観研通信】227号:2017年10月31日

★ 川越、埼玉

  ❖ 埼玉県庁   ❖  川越市役所     
・・・・・・・・・・・

★ アセアン
  〇 タイ史

★ 観光

★ 人物、名言
  〇 アインシュタインの日本でのメモ  **
「静かで質素な生活は、絶え間ない成功を追い求めるよりも、多くの喜びをもたらす」

★ 徳川

─────────────────────────
★ 余滴
  〇のびるアセアン: 
アジアの一人当たりGDPでは、シンガポールがトップで5.4万ドル。
2位は香港 4.5万ドル。 日本は3.9万ドルです。韓国台湾が追い上げています。韓国3.0万ドル。台湾2.4万ドル。
 アセアンがグイグイのびています。アセアン6億の平均年齢は20歳代です。ビジネスの言語は英語になっています。日本はアジアの力を取り入れていく必要があります。世界の成長センターはアセアンです。東南アジアでは日本の好感度、信頼度が高いです。   

  〇 北原白秋 Hakushu Kitahara。1885年11月2日 命日。『邪宗門』、♪ 「城ヶ島の雨」
 
★  国際情勢:朝鮮戦争 【5+】
アメリカが負けたはじめての戦争。参戦で沖縄の米軍基地は空っぽになり、日本に警察予備隊(→自衛隊)。

┗武蔵観研ホームページ  https://goo.gl/SCKbHU

2017/10/30

タイ前国王火葬式、35万人がお別れ

1年かけて作った「天国」 タイ前国王の葬儀   【3+】

タイ前国王 5日間の国葬終わる   【3+】

タイ前国王火葬式、35万人がお別れ 仲裁役欠きどこへ 貧富の差、なお国家を分断 
2017/10/27

 タイ国民が「国父」に別れを告げる。2016年10月に死去したプミポン前国王の葬儀は29日に終わり、約1年ぶりに喪が明ける。貧富の差などに根ざすタクシン元首相派と反対派の政治対立は解けないが、仲裁役を担った前国王はもういない。国父なき分断国家はどこへ向かうのか。


 新時代を迎えた王室では、前国王長男のワチラロンコン新国王(65)が改革を進める。5月に5組織を国王直轄とし、人事権を握った。7月には世界有数の1.4兆バーツ(約4.8兆円)との試算もある王室財産に関わる法律を約70年ぶりに改定、財産は国王の意思で運用されると明記された。

 法政大学の浅見靖仁教授は「新国王は権限拡張に重きを置いている」とみる。不敬罪が残るタイでは一連の動きはほとんど伝わらず、国民は実質、蚊帳の外だ。

 前国王が地方行脚で集めた国民の絶大な敬愛は、政治騒乱の収拾などで力を発揮する源泉となった。新国王にとって、父の築いた求心力を引き継ぐのは容易ではない。

 タクシン派と反対派の対立は10年以上も続く。タクシン派支持者の多くは農民で、反対派は軍人や富豪など既得権益層と都市部の中産階級だ。

 富の集中は続いており、クレディ・スイスによると、タイでは富豪上位1%が国内総資産の58%を握る。持てる者と持たざる者の対立は根深い。

 現軍事政権は、軍自身が前国王なき後の安定の要だと考えているようだ。軍政プラユット暫定首相の続投シナリオが、早くも話題にのぼる。

 「中所得国のワナ」にもがくタイの成長は滞り気味だ。50年までにフィリピンやベトナムに抜かれるとの予想もある。いずれ総選挙に向け国の針路を巡る論戦が始まる。国を憂えた国父の思いに「子」らはどうこたえるだろう。

(バンコク=小谷洋司)


 在位70年で死去したタイのプミポン前国王の火葬式が26日、首都バンコクで始まった。会場の王宮周辺を黒い服を着た人が埋め尽くすなか、王族らの葬列がゆっくり進んだ。人々は悲嘆に暮れた様子で手を合わせ、前国王との別れを惜しんだ。

 火葬式は王宮前広場につくられた仏教様式の施設で執り行われる。王族、政府高官、世界40カ国以上の国家元首や特使が前国王を追悼する。タイ王室と親密な日本の皇室からは秋篠宮ご夫妻が参列された。

 儀式に先立ち、前国王の長男ワチラロンコン新国王(65)も加わった大規模な葬列が王宮周辺を巡った。気温30度を超える炎天下にもかかわらず、葬列の沿道に入れなかった人も含めると35万人が集まったという。

 葬儀は29日の納骨式で終了する。約1年に及んだ喪は明け、市民生活は正常化する。

2017/10/29

国や行政は地域活性化に手を出すな。今井 照

行政は地域活性化に手を出すな 今井 照 
地方自治総合研究所 主任研究員
2017/10/24 nk を抜粋編集

 「地域活性化」という言葉には魔力がある。誰も反対できないし、重要なテーマであることは間違いない。しかしそれが自治体行政にとって不可欠な使命かと言えば、それはまた別の話だ。

 自治体の使命とはなんだろうか。最も限定的に定義すれば、さまざまなリスクに対して住民の安全と生命を守ることである。もう少し緩く考えれば、そこに住む人たちが今日と同じように明日を暮らせるようにすることだ。

 そう考えれば、人口減少それ自体は自治体にとって恐れるに足りない。あくまでも今いる人たちの生活を豊かにすることが目標だからだ。もし縮小社会に向けて備えるべきことがあるとすれば、古くなった水道管の交換など生活インフラのメンテナンスや次世代を育成する学校教育に資源を集中することだろう。

 だが現実に自治体は、地域活性化競争に放り込まれている。もちろん中には人口が増加している地域もあるので、そこでは一定規模の都市開発も必要になる。ただし、そこで主役となるのは地域の市民や企業であり、そのバックボーンとなるのは地元金融機関であるべきだ。決して地方債などの公的資金ではない。

 かつても地域活性化の名の下に「工業団地の造成」や「リゾートづくり」などが進められた。この結果、各地の自治体財政がどれだけ打撃を受けたかは振り返るまでもない。縮小社会を迎える自治体は、地域活性化の幻想に振り回されずに「余分なことをしない」ことが肝要ではないか。

 しかし、国からは「アイデアを出せ」「人口を増やせ」などさまざまなビーンボールが飛んでくる。計画づくりに職員が忙殺され、悲鳴を上げている自治体も多い。こうして国が用意するメニューに即した地域活性化策が進行する。始めは国の補助金や優遇策によって見かけの負担が少なくても、しだいに積み上がる債務や維持管理コストで自治体の余力がそがれる。さらに行政サービスが見劣りするようになれば、町から出ていく住民が増える。

 こうした悪循環を自治体がやり過ごすには、当面の間、国に対して「面従腹背」で対応するのも一つの方法だ。具体的には自治体財政に負荷がかからないように「やったふり」をすることである。国に対して「面従腹背」でも、今いる住民や地域に正面から向き合えばいい。それが縮小社会において市民生活や地域社会を守ることにつながる

2017/10/28

小江戸「川越」の由来は。「河越」か「河肥」、どっち!?

小江戸「川越」の由来は。「河越」か「河肥」、どっち!? 
BestTimes 2017年10月26日 を抜粋編集
 
全国5位730万人もの人口を抱える埼玉県の歴史を地名で紐解く。地名の由来シリーズ最新刊『埼玉地名の由来』から、著者・谷川彰英が「小江戸」川越の地名の由来を歩く「河越」か「河肥」か

 川越市はさいたま市、川口市に次ぐ三五万人の人口を擁する埼玉県第三の都市である。「 小江戸(こえど)」で知られる観光都市であり、年間700万人を超える観光客が訪れている。

 川越藩は五代将軍徳川綱吉の側用人(そばようにん)として活躍した柳沢吉保(よしやす)(1658~1714)が藩主を務めたことで、徳川幕府にとって最も重要な藩の一つとしてみなされていた。

 現在蔵造りの建物が並ぶ一番街は、江戸時代からの目抜き通りだったが、明治26年(1893)3月の大火によって多くの家屋を失い、それを教訓にして全体を蔵造り建築に切り替えたものである。

 近年は外国人を含めた多くの観光客が押し寄せているが、その目玉になっているのが、川越のシンボルと言われる時の鐘だ。江戸時代から城下に時を告げてきた鐘つき堂だが、現在の建物は明治の大火後に再建されたものである。

 現在は「川越」と表記するが、古くは「河越」とも「河肥」とも書かれており、「河を越える」意味なのか、「河によって肥えた」意味なのか、いまだに決着を見ていない。

「河によって肥えた土地になった」意味での「河肥」?
「河肥」の文字は市内の養寿院(ようじゅいん)にある鐘銘に「武蔵国河肥庄 新日吉(いまひえ)山王宮」とあることで知られている。


この鐘が奉納されたのは「文応元年十一月廿二日」となっており、西暦では1260年に当たる。鎌倉時代中期のことである。

 この「河肥」という文字は新日吉山王の社領である時だけ使用されており、その他の時は「武蔵国河越庄」と書かれているという。さらに『吾妻鑑』では川越の地名や河越氏の姓を記す場合は「越」の文字を使っていて「肥」の文字は使っていないとされる。

 これは『川越歴史散歩』(1958年)を書かれた岡村一郎氏の見解だが、氏の見解には示唆されるものがある。それは先に紹介した「武蔵国河肥庄 新日吉山王宮」について、次のように語っていることである。

「私の考えではこれは後白河上皇が永暦元年(1160)京都東山に創建した新日吉社に河越庄を寄進した時の荘園寄進文に、嘉字(かじ)を尊ぶ習慣から肥の字をあてたのではないかと思っている」

 たぶん、この指摘は正しいであろう。奈良時代以降、地名は「好字二字」を使う傾向が強まり、単に「河を越える」意味での「河越」ではなく、「河によって肥えた土地になった」意味での「河肥」という文字に変えて寄進したであろうことは想像に難くない。

 私も以前からこの二つの説のうち、どちらが正しいのかと頭を悩ませてきた。「河越」説は、例えば大井川の「川越え」に見られるように川を渡るという行為はよくわかる理屈である。しかし、川が豊かな土砂を運んでその土地が肥えたから「河肥」という地名が生まれたというのは相当無理があると考えてきた。

 地名は通常、目に見える形状などで命名されることがほとんどだからである。岡村氏の説にのっとって、「河肥」としたのは「越」という文字に替わって「肥」という嘉字を当てたのだとすると、この疑問は解消することになる。

 岡村氏によれば、鎌倉時代は普通「河越」だが、特殊な場合にのみ「河肥」を用いた。さらに室町時代には両者を併用し、「川越」が一般化されたのは江戸時代になってからだという。──いちおう、これが妥当な解釈だとしておきたい。
〈『埼玉地名の由来を歩く』(著・谷川彰英)より構成〉

2017/10/27

世界最強のパスポートはシンガポール

世界最強のパスポートはシンガポール


【※】シンガポールの便利さ

  1. 英語が共通語
  2. 税関はノーチェック
  3. パスポートはautomated gateで無人  
  4. 空港から都心まで近い、安い。地下鉄、タクシー


(CNN) 2017.10.26

世界各国が発行するパスポート(旅券)の効力を、その保有者がビザ(査証)や事前手続きなしで入れる国・地域の数に基づいて比較したランキングで、このほどシンガポールが首位に躍り出た。

ランキングはカナダの金融コンサルティング会社、アートン・キャピタルがリアルタイムで更新している。
同社は国連に加盟する193カ国と台湾、マカオ、香港、コソボ、パレスチナ自治区、バチカンの6地域が発行するパスポートを対象に、そのパスポートを持っている人がビザなし、または現地到着後の手続きのみで入れる国の数を「パスポート指数」のスコアとして公表している。
今まではシンガポールとドイツがスコア158で首位に並んでいたが、南米パラグアイがこのほどシンガポールへのビザ免除を決めたため、同国が159でトップに立った。

同社シンガポール事務所の責任者によると、このランキングでアジアの国がトップになるのは初めて。同責任者は「シンガポールの開放的な外交関係と効果的な対外政策が証明された」と述べた。
一方、米国はトランプ大統領の就任以来、順位を下げている。最近ではトルコと中央アフリカが同国へのビザ免除措置を取り消した。

現在の各国のスコアは下記の通り。
1.シンガポール 159
2.ドイツ 158
3.スウェーデン、韓国 157
4.デンマーク、フィンランド、イタリア、フランス、スペイン、ノルウェー、日本、英国 156
5.ルクセンブルグ、スイス、オランダ、ベルギー、オーストリア、ポルトガル 155
6.マレーシア、アイルランド、カナダ、米国 154
7.オーストラリア、ギリシャ、ニュージーランド 153
8.マルタ、チェコ、アイスランド 152
9、ハンガリー 150
10.スロベニア、スロバキア、ポーランド、リトアニア、ラトビア 149
ワースト5は下から順にアフガニスタン(スコア22)、パキスタンとイラク(26)、シリア(29)、ソマリア(34)となっている。

同社によれば、パスポート指数は世界の富裕層が投資による市民権取得プログラムなどを通し、第二のパスポートを手に入れようとする場合などの参考資料となる。
英コンサルティング会社のヘンリー・アンド・パートナーズと航空運輸業界団体の国際航空運送協会(IATA)は毎年、パスポート保有者が全218カ国・地域のうち何カ国に入れるかをスコアにしてランキングを発表している。
今年3月に発表された最新のランキングでは、ドイツがスコア176で2年連続首位。2位はスウェーデンで175、3位にはデンマーク、フィンランド、イタリア、スペイン、米国が174で並んだ。

2017/10/24

原敬 。盛岡市出身の平民首相。11月4日 没。

原敬(たかし)。盛岡市出身の首相

原敬(はら たかし。1856 - 1921、65歳)は、
岩手県盛岡市の政治家です。
陸奥宗光(むつ むねみつ)にみとめられて外交官になりました。

1914年政友会総裁に就任しました。
1918年,第10代首相(1918.11- 1921.11)となり、
本格的な政党内閣を組織しました。

1921年、東京駅で暗殺されました。


【「一山(いちざん)」の号】

「一山(いちざん)」の号は、「白河の関所より北の土地は、一山で百文にしかならない荒れ地ばかり」という侮蔑表現に由来します。
新政府軍の薩長土肥が東北地方を卑下して用いました。

名言
「もし日本に欠点ありとすれば寧ろ謙譲に過ぎ、遠慮に失することだ」




北原白秋 Hakushu Kitahara。1885年11月2日命日。『邪宗門』、♪ 「城ヶ島の雨」

北原白秋。1885年11月2日命日。『邪宗門』、♪ 「城ヶ島の雨 」

北原白秋( きたはら はくしゅう。1885- 1942)は、詩人・歌人です。
福岡県の柳川(やながわ)に生まれました。

早稲田大学を中退しました。
25歳の時、詩集『邪宗門(じゃしゅうもん)』で注目をあびました。

童謡の作詞もしました。「城ヶ島(じょうがしま)の雨」「からたちの花」。「この道」「ペチカ」「赤い鳥・小鳥」「雨ふり」「待ちぼうけ」

♪ 城ヶ島の雨  【3+】
からたちの花  【2+】

白秋記念館
北原白秋記念館 神奈川県三浦市

北原白秋の作品  青空文庫
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北原白秋のペンネームは「西」から 

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Hakushu Kitahara  (1885 - 1942) is a poet. He was born in Yanagawa, Fukuoka.
He entered Waseda University without graduating.
When he was 25 years old,  he gained much attention with the poetry "Jashumon".
He made lyrics of nursery rhymes. "Jogashima no ame" "Karatachi no hana" "Kono michi" "Pechika" "Akai tori- Kotori" "Ame furi" "Machiboke"

Kitahara Hakushu Birthplace Municipal Folk Museum 

2017/10/23

世界で住みやすい都市、首位はシンガポール

世界で住みやすい都市、首位はシンガポール   

2017/4/14  nikkei 

【香港=何楽怡】英人材会社、ECAインターナショナルはアジア人駐在員向けの「住みやすい都市」ランキングを発表した。アジア太平洋のトップはシンガポールで、世界でも1位だった。世界1位は16年連続。日本の都市では大阪が世界、アジアともに5位、名古屋が同じく7位だった。一方で、中国本土の都市は世界で100位にも入らなかった。

 この調査はECAインターナショナルが世界470都市で海外赴任者を対象に生活の質を調べた。同調査は世界展開する企業が海外赴任者のハードシップ手当などを決める際の参考になる。

 シンガポールは大気汚染のレベルが低いほか、台風があまり来ないなど環境面が評価されたようだ。日本の都市では大阪、名古屋に続くのが東京と横浜でアジア10位(世界では11位)だった。香港はアジアで15位、世界は29位となった。引き続き大中国圏の中で最も住みやすい都市になったが、生活環境は悪化した。

 一方で、中国本土の都市で1番順位が高かったのは上海で、世界では107位に入り、アジアでは23位につけた。北京は2つ順位を上げて世界で121位、東部の蘇州は125位、南部の広州は130位だった。中国本土の主要都市は大気汚染や社会政治的な緊張が影響しているとみられる。

 ECAのアジア・リージョナル・ディレクター、リー・クエイン氏は「中国本土の都市は構造改革なしにさらに順位を上げるのは難しい」と語った。経済発展と密接に関連する中国の大気汚染がすぐに改善することはなく、汚職と結びついた社会政治的な緊張が依然として広がり、市民の抗議活動も増加傾向にある。



花粉症
交通渋滞なし
どこでも英語

2017/10/20

アメリカでは寄付は日常的。小学校でも。

アメリカの寄付・慈善は日常的。小学校でも。

アメリカでは、ふつうの人が、地元の学校やNPO活動へ寄付をしています。
アメリカ人にとって寄付は、ふつうのことです。

アメリカの主要大学は、私立大学です。
図書館、講堂などは、国に頼らずに、自分たちでお金を集めてしまいます。
大学側は、卒業生からの寄付金集めに注力しています。卒業生は自分の大学に、非常に誇りをもつことになります。
ハーバード大では寄付金を集めるスタッフが400名以上います。

アメリカでは、宗教上、所得の10分の1を寄付することが根付いています。
税金も免除されます。

下は、ある小学校への寄付依頼です。

寄付依頼は、
    小、中、高、大学2カ所(これがふつう)、大学院と
6カ所つづきます。
毎年のことです。

4人孫がいると、孫めいめいが連絡をとってきます。

このシステムは
    自然に、Ojii-chan、Obaa-chanを大事にするシステムになっています。

・・・・・・・・・・・
(ある小学校への寄付依頼。抄訳)

Ojii-chan、ぼくの学校のWalk-A-Thon(ウォーカソン。寄金集めのマラソン)でぼくをサポートしてくださいませんか?

Ojii-chan、ぼくは10月21日に学校のウォーカソンに参加しているおり、とても興奮しています。
ぼくたちは、図書館、音楽、庭園、コンピュータ、体育、アートなどのPTAプログラムへの資金集めに協力しています。

ぼくが自分の目標を達成したら、ぼくは素晴らしい賞をもらうことができます。

下のリンクをクリックしてぼくのスポンサーをしてください。 ご協力ありがとうございます。
寄付するにはここをクリックしてください。

愛をこめて     〇〇


Ojii-chan, will you support me in my school's Walk-A-Thon?

Dear Ojii-chan,
I'm so excited to tell you that on October 21, I'm participating in    XX Highlands Elementary's Walk-A-Thon. 

We walk to show support for our school and raise funds to help pay for our PTA programs including Library, music, garden, computers, Phys Ed and art.

For this event, we ask family and friends to support our efforts by pledging donations. 

In addition to helping my school, if I reach the personal goal I set for myself, I earn some great prizes, too.

Please sponsor me by clicking the link below. 
This takes you to my personal fundraising page. 
Thanks for your support!

Click here to donate.

Love  〇〇

・・・・・・・・・・・

〇〇's
Fundraising Page
Dear Ojii-chan,

You already made a pledge.

$50 Paid by card on 10/16
If you'd like to make another pledge, complete the form below:

If you're not Ojii-chan, click here.

Confirm your First and Last name for your receipt.

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2017/10/18

日本留学需要の高まり 2016年24万人に 在日ニューヨーク日本総領事館 (英)




日本留学需要の高まり  2016年24万人に  
在日ニューヨーク日本総領事館 (英)   2017年10月 

(抄訳)

法務省の統計によると、2015年時点で、日本に220万人以上の外国人が住んでいる。この数は増加し続ける。

日本で留学する留学生の増加は特に劇的であった。
留学生数は、日本学生支援機構(JASSO)によると、2014年には18万人を超え、2016年には約24万人に増加した。
今後も今傾向はふえる。

これらの学生の93%がアジアから来ており、ヨーロッパの学生は3.3%学生の合計は1.3%に過ぎなかった。 これらの学生の60%以上が、人文科学、46.5%、社会科学、25.5%を追求している大多数の学生が卒業程度を追求するために日本にいる。

多くの日本企業はま才能のある人を探しています。
競争力を維持するために、多くの企業の雇用戦略の一部は外国人を雇うことである。
例としては、コンビニのローソン(Lawson)。楽天は、英語を公式な社内言語にした日本。その他富士通。

JASSOは、日本での留学に興味のある方や日本の大学についての情報を提供している。
JASSO(英)  

2017/10/17

チュラーロンコーン大王。10月23日没。20世紀アジアの名君。(タイ)

チュラーロンコーン大王。10月23日没。20世紀アジアの名君。(タイ)

・1853年9月20日- 1910年10月23日。57歳没。バンコク

チュラーロンコーン国王(ラーマ5世) は、
タイを近代化した20世紀アジアの名君です。
国民から人気が高く「大王」とよばれています。

チュラーロンコーン国王の在位は、1868年- 1910年です。
日本では
明治元年- 明治43年にあたります。

このころ西欧列強は、アジアなどの諸国を次々に植民地にしていた帝国主義の時代でした。
    ・イギリスは、ビルマとマレー半島から、
    ・フランスは、ベトナム、ラオス、カンボジアから
タイ領をねらっていました。

チュラーロンコーン国王は、
イギリスとフランスの対立を利用しながら、
領土の一部を割譲しただけで、独立を保ちました。

アジアでは、
タイと日本が独立を維持しました。


The second visit of H.M. King Chulalongkorn to Europe in 1906 【10+】

The Great King Rama The 5th (Chulalongkorn) LA-USA  【8+】


・・・・・・・・・・・
映画では、『王様と私』(Anna and the King of Siam)が有名ですが、タイでは不敬罪にあたります。



【※】チュラロンコーン大学 

チュラーロンコーン大学は、「チュラーロンコーン+大学」という風に、チュラーロンコーン国王に敬意を表して、名前を先によびます。

他の大学では「大学+○○(大学名)」と称します。
例えば、タマサート大学は、「マハーウィッタヤーライ(大学)・タマサート」です。

チュラ大とタマ大は、東大vs京大、早大vs慶大のような国を代表する大学です。

2017/10/14

魯迅(ろじん)。文学者。『阿Q正伝』。10月19日没

魯迅(ろじん)。文学者。『阿Q正伝』。10月19日没  

魯迅
・1881年9月25日― 1936年10月19日、上海

魯迅(ろじん。1881〜1936)は、中国の文学者です。
浙江省の地主の家に生まれました。

1902年に,仙台医学専門学校(東北大学医学部の前身)に入学しました。

1905年,東京に中国革命同盟会(総裁は孫文)がつくられると、
学校を中退し,文学を通じて革命運動に協力するようになりました。

1909年に帰国,文学を通じて中国の近代化につくしました。
小説『狂人日記』、『阿Q正伝(あキューせいでん)』があります。

【名言】

「時間はスポンジの水の様で、握ってみればあるものだ」



【121分】朗読 魯迅『阿Q正伝』 

・・・・・・・・・・・

魯迅(ろじん、ルーシュン。Lǔ Xùn。1881〜1936)

2017/10/12

ゾンビ体操:血管の若返り。1分間

ゾンビ体操  池谷敏郎
一分間
血管の若返り ・・・動脈硬化。脳梗塞。脳卒中心筋梗塞

ゾンビ体操 #2 

ゾンビ体操  #3





10月15日、 1933年。新渡戸稲造 没。『武士道 Bushido 』

新渡戸稲造(にとべいなぞう。1862〜1933)は、明治〜昭和の教育家です。岩手県に生まれ、札幌農学校(現・北海道大学農学部)でクラーク博士教えを受けました。

アメリカ、ドイツに留学後,東京大学教授などを歴任しました。

1919年には国際連盟の事務局次長となり,キリスト教の立場から世界平和のためにつくしました。日本文化の紹介にもつとめました。『武士道 Bushido: The Soul of Japan』があります。

新渡戸稲造 ~未来につながる道~  【29+】
    エジソン--『武士道 Bushido 』-- 石清水八幡宮。

新渡戸稲造のページ 



2017/10/11

観光立国と地域の活性化 山田桂一郎


観光立国と地域の活性化(1)域内経済循環の拡大策必要 北海道大学観光学高等研究センター客員教授 山田桂一郎
2017/9/21~  日本経済新聞 を抜粋編集

 訪日外国人旅行者の増加と共に脚光を浴びてきた観光産業は最近、地方創生の切り札とまで言われ、政府は国内総生産(GDP)600兆円達成を目指した成長戦略の柱として位置付けています。政府だけでなく多くの地方自治体が観光産業に力を入れるのは、少子化高齢化、人口減少によって縮小する国内市場を交流人口の拡大で補い、経済を活性化させるのが狙いです。「観光産業は総合産業」と言われ、関連する業界や事業者は多岐にわたり、地域経済への波及効果が期待できるからです。

 筆者は国内外で観光を地域経営の基軸とする経済活性化策に数多く関わり、域内の経済循環の向上を最優先事項として取り組んできました。単なる観光客数の増加や観光客の直接支出額の増加にとどまらず、そこから波及して地域の税収や人口の増加など幅広く高い経済効果を狙うのならば、まずは域内の経済循環を拡大させなければなりません。

 しかし、観光振興のための新しい取り組みは日本各地で次々に生まれていますが、明確に地域経済循環の拡大を目指した事業はほとんど見かけません。むしろ知名度向上を狙っただけの宣伝や広告、動員数を増やそうとするだけの単発的なイベントなど、真剣に地域経済を活性化する気があるのか不明なものも数多くあります。

 残念ながら、いまだに観光振興策の評価では、実体経済に結び付くかどうかより、メディアに少しでも取り上げられ、来場者が増えて目立てば良しとされることが多いのも事実です。

 この連載では可能な限り観光・リゾート地の現場で実際に起きている事実の検証を通じて、観光産業による地域経済活性化のあり方について考えていきます。特に、経済活性化のために政府・自治体が観光分野で掲げる目標のあり方や、個別の観光施策によって経済的成果を上げるうえで注意すべきポイント、個々の事業者だけでなく地域として成果を上げるための仕組みなどについて重点的に論じていきます。

・・・・・・・・・・・

 小泉内閣が2003年に日本の観光立国化を宣言、08年には国土交通省の外局として観光庁が発足し、政府は数多くの観光振興策を実施してきました。その結果、訪日外国人旅行者数は順調に伸び続け、16年には目標としていた年間2000万人を突破し、次の目標として20年に4000万人、30年には6000万人の達成を掲げています。17年3月には「世界が訪れたくなる日本」を目指して新たな観光立国推進基本計画を閣議決定しました。

 海外から日本を訪れる外国人旅行者は年々増えていますが、日本への旅行者だけでなく、国際旅行者の数は世界的に増加傾向にあります。国際旅行市場は今後も拡大が続く見通しで、国連世界観光機関(UNWTO)は国際旅行者数が16年の12億3500万人から30年には18億人へと5割近く増えると予測しています。

 この成長市場を巡って各国が旅行者の誘致を激しく競い合うなかで、どれだけ取り込めるかが日本経済にとって非常に重要になります。これまでも訪日外国人の消費額は旅行者数の増加と共に伸び続け、観光庁の調査では11年の8135億円から、16年には3兆7476億円に急増しています(ただし、1人当たりの支出額は15年の17万6167円のピークから17年4~6月には14万9248円と約15%も減少しました)。

 政府は訪日する外国人旅行者の数だけでなく、その旅行消費額についても目標を掲げ、20年には16年の2倍以上の8兆円、30年にはさらに2倍近い15兆円に増やそうとしています。

 島国である日本に日帰り旅行で来る外国人はほとんどいないため、入国した外国人が日本国内で全く消費せずに出国することはありません。外国人旅行者が増えるのに伴い、国内の消費額も必ずある程度は増えることになります。それでは政府が掲げる目標通りに外国人旅行者数が増え続ければ、多くの外国人が観光で訪れる地域の経済は活性化するでしょうか。

 観光による地域経済の活性化を目指すためには、外国人旅行者数とその消費額の伸びに注目するだけでは不十分であり、ほかにも重要な指標があることを次回に説明します。

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 日本を訪れる外国人旅行者数と消費額は増加傾向にありますが、外国人の旅行消費だけでは政府が目指す観光立国による経済活性化は困難です。それは国内観光市場のうち、外国人が占める割合はまだそれほど大きくないからです。外国人旅行者の消費額(2016年は3兆7476億円)が増えているとはいえ、日本人の国内旅行消費額(同20兆9547億円)の方が5.6倍も大きいのです。

 さらに、外国人か日本人を問わず旅行者が増加し、観光地での消費額が増えたとしても、地域経済が活性化するとは限りません。旅行者から事業者への一次消費が増えても、そのお金が事業者から地域外に流出してしまえば、地域内で経済循環が生まれないからです。例えば、ホテルに宿泊費が支払われても、他地域から食材を仕入れ、隣町からスタッフを雇っていれば、宿泊費原価の多くは地域外へ流出し、地元にもたらされる経済効果は非常に限られてしまいます。

 地域経済を活性化するためには、地域内のあらゆる資源を活用して「域内調達率」を引き上げ、地域の経済循環を高めることが重要です。地元の食材に徹底的にこだわり、地元の人材や仕入れ業者を活用するほど域内調達率が上昇し、旅行者から事業者への一次消費だけでなく、事業者から地域への二次、三次の需要が生まれます。このように一次消費がさらなる需要を喚起し、それに応じて様々なものが生産されていくのが「波及効果」です。

 波及効果が域内で広がり、地域内でお金の循環が加速していけば、地域の景気も良くなり、税収も増えるでしょう。このような地域経済の活性化こそが地方創生の目標です。しかし、域内調達率や波及効果の向上に取り組んだり、KPI(重要業績評価指標)として挙げる地方自治体はまだ少なく、多くの自治体は旅行者の入込数など経済活性化と関係の薄い目標を掲げているのが現状です。

 では、地域経済の活性化に向けて域内の調達率や波及効果を高めるため、どのような取り組みが求められるのでしょうか。その回答として次回は、「地産地消」ではなく「地消地産」が必要なことを解説します。

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 地域経済を活性化するには、域内調達率を高めて波及効果を生むことが不可欠で、その手段として地元企業の利用や地元食材の購入などがあります。ここでカギとなるのが「地消地産」です。これは「旅行者が切望する高付加価値の商品を地域内で生産・販売する」という考え方です。旅行の目的地として選ばれるためには、当地でなければ入手できない、体験できない商品やサービスが必要です。

 これに対して「地産地消」は基本的に「地元で生産したものを地元で消費する」という考え方です。地域振興としては重要なことですが、最近は「余ったものや外部で売れなかったものを地元で何とか消費してもらう」という傾向が強くなってしまいました。

 売れない地産地消には主に2つの問題があります。余剰品や外部での売れ残り品の提供では、低価格になって肝心の利益が増えないことと、旅行者を引き付ける魅力に乏しいことです。一般的に遠方からの旅行者ほど旅先での消費額は増えますが、地元産であったとしてもどこにでもある商品ならば、旅行者は低価格品の購入に走ります。これでは高い収益は望めません。

 一方、「地消地産」とは地域の良い素材に手間をかけて価値の高い商品に仕上げ、「その地域でなくてはならない価値ある商品」にすることです。高品質を維持するためにも高い単価を設定する必要があります。

 そもそも地元の素材や事業者を利用しないのは、他の地域から仕入れた方が安く、そうしないと利益が確保できないからです。「地消地産」によって単価を上げて利幅が広がれば、地元の事業者や良い素材を利用し、地元の人を雇うことが可能になります。そうした事業者や労働者が地域内で消費すれば、お金の循環が生まれます。その地域ならではの高付加価値化で単価を引き上げ、需要を生み出すことが売上高と利益の増加につながるのです。

 もちろん、ただ高額な商品を作るだけでは売れないでしょう。そこで重要になるのが、「顧客が本当に欲しいコトやモノ」を、「顧客とのコミュニケーションの中で一緒に作り出していく」というマーケティングの実践です。

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 今回はどのようにして地域の市場規模を拡大していくかを説明します。まず底辺の長さが数量で、高さが価格の三角形を想像してみましょう。面積が地域全体の消費額となり、面積を増やすことが地域経済の活性化になります。これまで日本では「安い物を大量に売る」、つまり頂点の高さを変えずに底辺を横に広げることばかりに熱心でした。

 しかし、頂点を引き上げられれば、シャワー効果で裾野も広がり、市場が階層化することで事業者のすみ分けも可能になります。高付加価値化によって、その地域で可能な限り客単価を引き上げ、ハイエンド層の顧客を獲得することが市場拡大には有効なのです。

 これは一店舗にもあてはまります。例えばレストランで料理を一品一価格から「松、竹、梅」などと多層化することで客単価を引き上げられれば、収益増の可能性が高まります。食材によりコストをかけられるようになれば料理人の技能を生かせますし、価値がわかる顧客の増加はスタッフ意欲やお店の質的向上につながります。このように事業者単位でも地域全体でも、客単価の上限の引き上げは好循環をもたらします。

 2007年に北海道で筆者も協力して「1万円ランチ」が実現しました。北海道の食の多くが「素材の良さ、量の多さ、安さ」を売り物とする状況を打破するために企画したものです。道内の五つのレストランが毎日数量限定で提供したこともあり、すぐに先々まで予約で埋まっただけでなく、予約できなかった客も既存メニューの高額料理を積極的に選ぶ傾向がありました。「1万円のランチを提供する店なら他の料理もおいしいはず」とシャワー効果が発揮されたのです。

 当時他の店でも、1万円は難しくても、少しでも客単価を引き上げ、商品の多様な階層化による他店とのすみ分けに取り組んでいれば、地域経済への効果はもっと高まったでしょう。

 また観光客向けの商品・サービスだとしても、地元の住民に支持されているかどうかはとても重要です。地元で食べられていないB級グルメのように、地元で人気がなければ、わざわざ外部から食べにきてくれるはずがないからです。

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 日本では「マーケティング」は「宣伝広告」のことだと思われがちですが、それだけではありません。「売る側と買う側の必要と欲求を一致させて売買が活性化するように計画し、実行する活動」であり、簡単に言えば「売り続けるための仕組みづくり」です。

 基本はSTP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)ですが、最重要なのはポジショニングです。「顧客からどのように見られているか」「顧客が欲しいものは何か」を明確にすることです。顧客が求める価値ある商品やサービスだからこそ、その価値を認めてくれる人に的確に情報を届け、購入につなげる必要があります。

 筆者が関わった「富山湾鮨」は、富山湾で水揚げされた魚介類を使い、富山県内だけで提供しています。旅行者の「せっかく富山に来たのだから地元ネタを食べたい」というニーズに応え、「富山でおいしいお寿司を食べるなら富山湾鮨」というポジショニングで認識され、成功しました。

 また「とやまの山幸」は県内の旬の食材を使ったコース料理(1万円から)で、新幹線のグランクラス利用者層を主に狙ったものです。これもターゲット顧客から見たポジショニングを意識した商品として成功しました。顧客にとって価値ある商品やサービスは「今だけ、ここだけ、あなただけ」と認識され、ポジショニングが明確です。顧客に支持されないものほど「いつでも、どこでも、誰にでも」とポジショニングが曖昧になっていないでしょうか。

 優良企業ほどマーケティングを重視して顧客ニーズに対応しています。そのためには顧客情報管理(CRM)を確立して顧客と長期的関係を築くことが必要です。観光業界には「一見さんだけで十分」と言いかねない風潮がありますが、それでは長期的に持続可能な事業になりません。

 筆者は地域単位でファンクラブを立ち上げる形でのCRM構築を推奨しています。地域で実施すれば的確なマーケティングや事業者のすみ分けが可能になります。顧客が求めているものを見つけるには、トレンドの変化が分かるだけのビッグデータよりも顧客データベースを重視すべきです。

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 かつて日本の観光業界では、旅行会社や宿泊業者、土産店などが手を結び、一種の利益共同体を形成していました。団体旅行が主流だった時代はそれで問題なかったかもしれませんが、近年、旅行消費額に占める団体客のシェアは大幅に低下しています。そして、多様化している個人客は周遊旅行よりも一カ所での連泊を選ぶ傾向にあります。

 しかし、自らマーケティングを行う力のない観光地はいまだに集客から宣伝、周遊プラン作りに至るまで広告代理店や旅行会社に丸投げし、行政に補助金を求め、宣伝広告費を使うことが半ば目的化しています。多くの観光地は、他人任せで効果が薄いにもかかわらず、マージンだけ取られ、地域全体として顧客満足度を高めて稼ぐことにつながっていないのです。

 観光地に今求められているのは、BtoB(対事業者)だけでなく、自分たちで直接顧客に販売するBtoC(対消費者)に取り組むことです。旅行会社を通じて旅行者を呼び寄せてばかりいると、観光地側は「顧客=旅行会社」となり、本来の顧客との関係を構築するまでに至らず、長期にわたって何度も訪れたくなるような観光地の形成には到底結びつきません。

 欧州では多くの観光局が顧客情報を一括管理し、顧客との関係を地域単位で構築しています。サービスを提供する側(観光・リゾート地)と受ける側(旅行者)との間に長期的な関係が築かれているので、個人客に対しても効果的なマーケティングが可能なのです。

 地域全体で旅行者の受け入れに取り組んでいる北海道弟子屈町では、観光業だけでなく農業や商業の事業者、そして主婦から子供までの多様なメンバーで構成する住民主体の協議会が、「地消地産」型の商品やサービスの開発、情報発信を地域単位のマーケティングとして行い、地域経済の活性化に結びつけています。

 このように住民が主体的に地域全体のマネジメントに関わり、ブランディングを前提とした総合的なマーケティングに取り組むことで初めて、その地域にとっての“外貨”獲得による経済の活性化、ひいては地域の自立化と持続性の向上につながるのです。

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 企業が収益を安定させ、持続可能な経営を実現するには、各顧客との継続的な取引による収益(顧客生涯価値=CLTV)の向上を目指す必要があります。そのためには、単に良い商品を作れば売れるというプロダクトアウトの考え方ではなく、顧客が求めるものを提供するマーケットインの発想がより重要です。

 観光でも旅行者が求めるものを絶えず提供できれば地域への満足度が向上し、リピーターとして何度も訪れる可能性が高まります。CLTVを高めるためには前回までに説明した顧客情報管理(CRM)が必要になります。しかし、日本の観光地では地域単位のCRMという概念はほとんど理解されていません。個別のホテルチェーンや老舗旅館では実践されていますが、地域単位で旅行者の行動履歴や消費履歴のデータベースを基にマーケティングを行う例は限られています。

 これに対し、欧州の多くの観光地では各観光局が域内ホテルの宿泊データを一括管理する形で顧客データベースを持っているため、地域として旅行者一人ひとりのニーズに合わせた「One to Oneのマーケティング」が可能なのです。

 日本でも地域通貨のようなポイントカードの導入や地域のファンクラブ設立などで、顧客データベースの構築に取り組む地域は出ています。例えば宮城県気仙沼市の「気仙沼クルーカード」の会員制度は、地域単位でOne to Oneマーケティングを実践するCRMの仕組みになっています。

 顧客データベースがあれば、地域で個々の顧客の嗜好を把握するだけでなく、新商品を開発する際に会員への限定販売を通じてフィードバックを得ることも可能です。地域内で連携してマーケティングを行い、旅行者がより満足できる商品・サービスを継続して提供できるようになるのです。

 今後、観光地がマーケティングとブランディングを実践するためには、地域単位でCRMを構築し、CLTV向上が必須になるでしょう。地域内の経済循環を高めていくには、これこそが基本中の基本の方法ではないでしょうか。

タイ史は、スコータイ朝⇒ アユタヤ朝⇒ ラタナコーシン朝 からなる

タイ史は、スコータイ朝⇒ アユタヤ朝⇒  ラタナコーシン朝 からなる


タイの地形は、タイ人の尊ぶ象の頭からなる



タイ史は、スコータイ朝⇒ アユタヤ朝⇒  ラタナコーシン朝からなります。

  • 1 スコータイ朝
  • 2 アユタヤ朝
  • 3 ラタナコーシン朝

タイ史は、南下史です。

タイ人は、中国の雲南あたりに住んでいました。

タイ史は、雲南から

タイ族は、8世紀ごろから南下をはじめました。

1253年、雲南の大理(だいり。大理石の産地)が、
モンゴル帝国のフビライに滅ぼされると、
大量にインドシナ半島に移動しました。


1 スコータイ朝(1257~15世紀)  

1257年タイ人は、カンボジアのアンコール朝から独立し、
スコータイ朝を建てました。
スコータイ朝は上座部仏教を立国の精神にかかげました。
【※】
上座部仏教は、自分だけが出家して、自分で修行をするという考えです。

スコータイ朝の3代ラーマカムヘン(位1275頃~1317頃)は、
カンボジアの文字をもとにタイ文字をつくりました。


スコータイ朝は、15世紀に南のアユタヤ朝に併合されました。


2 アユタヤ朝(1350頃~1767)  

1350年ころアユタヤ朝が建国されました。

1432年アユタヤ朝は、カンボジアのアンコール朝を滅ぼし、領土を拡大しました。

アユタヤの日本町の山田長政は、数々の戦功を立てて最高の官職につきましたが、
王位継承争いに巻き込まれて死去しました。


アユタヤ朝は、1767年ビルマのコンバウン朝に滅ぼされます。



3 ラタナコーシン朝(1782~)

1782年 ラーマ1世は、バンコクにラタナコーシン朝(バンコク朝とも)を建てました。

【※】ラーマ
生き仏のこと。

ラーマ5世(チュラロンコーン大王)は、ヨーロッパの諸制度を積極的に導入しました。
そのため、英仏の重圧を回避でき、さらに両国の緩衝地帯となることができ、植民地を免れました。
【※】タイで一番の
ュラロンコーン大学は、チュラロンコーン大王にちなんでつけられました。

東南アジアで植民地にならなかったのはタイのみです。


第一次世界大戦後の1932年にタイ立憲革命が起こり、
陸軍将校のピブンが首相に就任しました。


 1941年に太平洋戦争が起こると、日本と同盟条約を締結し、結果的に日本軍による占領を免れました

戦後はSEATO(シアトー、東南アジア条約機構)、ASEAN(アセアン、東南アジア諸国連合)の加盟国となり、戦勝国になりました。


政治的には、軍事クーデターが頻発し、軍政と民政が繰り返されています。


2017/10/10

【武蔵観研通信】226号:2017年10月10日

【武蔵観研通信】226号:2017年10月10日


★ アセアン
  
★ 川越、埼玉
  ❖ 埼玉県庁   ❖  川越市役所     ❖ 10/14-15 川越まつり


★ 観光


★ 人物、名言
  〇山本周五郎 「人間は弱いから、温かい環境にいては仕事ができないよ」


  〇 きだみのる 「一番重要なことは長生きだ。、、長生きすれば、いま生きている連中の正誤がわかる」


★ 徳川


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★ 余滴
  〇 鶯谷駅の子規庵
  〇 改革派住職 本気の寺院経営 熊谷市曹洞宗【動画】
  〇 国際情勢:中国は暗い。年金なし。20歳以下は男が3000万人多く、結婚できず、イライラ。自由がないので、絵、映画、音楽などの文化が花開かない。【cf.】柯隆(かりゅう)


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