2018/11/03

徳富蘇峰。『近世日本国民史』全100巻。ジャーナリスト、歴史家。Tokutomi Sohō。11月2日没

徳富蘇峰。『近世日本国民史』全100巻。ジャーナリスト、歴史家。Tokutomi Sohō。11月2日没
徳富蘇峰 24歳 

・1863年3月14日。熊本県 -1957年(昭和32年)11月2日没。94歳没

徳富蘇峰(とくとみ そほう)は、明治から昭和の時代を代表するジャーナリスト、歴史家です。


新聞社経営のかたわら、34年かけて歴史書『近世日本国民史』全100巻を記します。

戦乱期である織田信長の時代から豊臣、江戸、幕末・維新期、西南戦争までをつづった書物です。

国民文化遺産として高く評価されています。


360余冊の著書があります。


故郷の水俣(みなまた)に全国初の婦人会を結成させます。


熊本藩の村長の子として生まれます。

8歳で頼 山陽(らい さんよう)の『日本外史』を読みます。

「蘇峰」の号は熊本の名峰「阿蘇山」からとります。

『不如帰(ほととぎす)』をあらわした小説家 徳冨蘆花(とくとみ ろか)は弟です。


24歳のとき『将来之日本』(1886年)がベストセラーになります。平民主義を主張したものです。


27歳の若さで「国民新聞社」を創立。主筆となります。 新聞記者になるという少年時代からの夢を実現します。

昭和を通じて言論の第一線で活躍します。


 若い作家に手をさしのべます。

国木田独歩、森鴎外、二葉亭四迷、石川啄木、与謝野晶子、井上靖、吉川英治、菊池寛。


伊藤博文や山縣有朋、桂太郎と親しく接します。


【名言】

「大局さえ見失わなければ大いに妥協してよい」


0 件のコメント: