徳富蘇峰。『近世日本国民史』全100巻。ジャーナリスト、歴史家。Tokutomi Sohō。11月2日没

徳富蘇峰。『近世日本国民史』全100巻。ジャーナリスト、歴史家。Tokutomi Sohō。11月2日没
徳富蘇峰 24歳 

・1863年3月14日。熊本県 -1957年(昭和32年)11月2日没。94歳没

徳富蘇峰(とくとみ そほう)は、ジャーナリスト、歴史家です。


新聞社経営のかたわら、 34年かけて歴史書『近世日本国民史』全100巻を記します。

戦乱期である織田信長の時代から 豊臣、江戸、幕末・維新期、西南戦争までをつづった書物です。

国民文化遺産として高く評価されています。


360余冊の著書があります。


故郷の水俣(みなまた)に全国初の婦人会を結成させます。


熊本藩の村長の子として生まれます。

8歳で頼 山陽(らい さんよう)の『日本外史』を読みます。

「蘇峰」の号は熊本の名峰「阿蘇山」からとります。

『不如帰(ほととぎす)』をあらわした小説家 徳冨蘆花(とくとみ ろか)は弟です。


24歳のとき『将来之日本』(1886年)がベストセラーになります。 平民主義を主張したものです。


27歳の若さで「国民新聞社」を創立。主筆となります。 新聞記者になるという少年時代からの夢を実現します。

昭和を通じて言論の第一線で活躍します。


若い作家に手をさしのべます。

国木田独歩、森鴎外、二葉亭四迷、石川啄木、与謝野晶子、井上靖、吉川英治、菊池寛


伊藤博文や山縣有朋、桂太郎と親しく接します。




【名言】

「大局さえ見失わなければ大いに妥協してよい」
熊本県 水俣市 みなまた


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