経団連ではできない日本の変革

経団連ではできない日本の変革

日本経済団体連合会 会長・副会長  2020年7月1日 


(経団連の会長、副会長リスト  2018年現在 日本経済新聞)




経団連、この恐るべき同質集団     編集委員 西條都夫  2018/6/21 7:22

(以下、抜粋、編集

経団連といえば経済界の司令塔であり、正副会長は会社でいえば取締役に相当する存在だ。
中西宏明会長(日立製作所会長)と、それを支える18人の副会長の経歴を調べて見る。

(1)全員男性で女性ゼロ
(2)全員日本人で外国人ゼロ
(3)一番若い副会長でも62歳。30代、40代はおろか50代もいない――という「超同質集団」であると指摘した。

(4)加えて、全員がいわゆるサラリーマン経営者。起業家はいない。
(5)19人の正副会長全員のだれ一人として転職経験がない。

年功序列や終身雇用、生え抜き主義といった日本の大企業システムの中にどっぷりとつかり、そこで成功してきた人たちが、はたして雇用制度改革や人事制度改革、あるいは「転職が当たり前の社会」の実現といった目標に本気で取り組めるものなのだろうか。

19人の出身大学も調べてみたが、圧倒的な1位は東大で、中西会長以下12人が東大卒。次いで一橋大が3人、京大、横浜国大、慶応大、早稲田大が各1人だった。

問題は正副会長が19人もいて、似たような経歴の人しかおらず、ダイバーシティー(多様性)に欠けることだ。「老壮青」や「老若男女」といった姿からは大きく乖離(かいり)している。

日本企業では、、近年は同質性より異質性が重要になった。異なるモノの見方や経験がぶつかり合うことで、そこにイノベーションが生まれる。

移民や外国人の活躍する米シリコンバレーの繁栄がその証しであり、逆に同質性を色濃く引きずる日本企業は失速した。

中西会長は「女性の起用に数値目標を導入するのは賛成。多少無理をしてでも女性の役職を引き上げることで、組織に新風が吹き込まれ、よりイノベーティブな企業風土に生まれ変わるだろう」と述べている。

(以上)

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今世界は、
孫子の兵法の
風林火山陰雷(いんらい)  「やるときは疾風のごとく  集中速攻で」
を求めています。

しかし、このような同質集団の司令塔からは、変革はのぞみ薄です。


 海外の日本人商工会議所の会頭なども、経団連にならっているようです。

バンコク日本人商工会議所 会頭名簿 

【cf.】在外日本商工会議所リスト











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