祇園祭は、疫病の送り出しの祭り。茅の輪くぐり <古事記めぐり。感染症

祇園祭は、疫病の送り出しの祭り。茅の輪くぐり  <感染症。古事記めぐり


狩野永徳 作の  『洛中洛外図  屏風』 は、1574年、織田信長が上杉謙信に送ったものです。
清水寺、金閣寺、苔寺の他に、
祇園祭(ぎおんまつり)の様子などが描かれています。
活気に満ちた当時の都の姿を物語っています。

13代足利義輝が注文したものです。

祇園祭は、八坂やさか神社の祭りで疫病の送り出しのまつりでした。
【※】八坂神社  。スサノオが祭神。川越氷川神社の祭神もスサノオです。

869年に京の都などに疫病が流行したとき、災厄の除去を祈ったことにはじまります。

スサノヲを、蘇民将来(そみんしょうらい。疫病除けの守護神)は厚くもてなしました。
その真心を喜ばれたスサノヲノミコトは、疫病がはやったときに「蘇民将来子孫也」と記した護符を持つ者は、疫病をまぬがれると約束しました。
茅の輪くぐりも同様です。
【※】スサノオ
アマテラスの弟。
















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