星 亮一 は、福島県郡山市在住の歴史作家です。
この講演会は、500回以上も続いています。
まじめな会津かたぎの面目躍如といった催しです。
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戊辰戦争(ぼしん-、1868年 - 1869年)は、
薩摩藩・長州藩らの西軍(新政府軍)
と
会津などの旧幕勢力
が戦った日本の内戦です。
天皇をどちらがいただくかの戦いでした。
薩長の新式の銃と会津の刀槍の戦争でした。
薩摩・長州は大陸の近くにあり、欧米の驚異を間近に感じられる環境にありました。
しかし、 幕府は旧態依然とした状態に安住していました。
孝明天皇が崩御し(毒殺され)、薩長側が孝明天皇の子・明治天皇を手中におさめました。
薩摩藩・長州藩らは、謀略で明治政府を樹立しました。
これにより、日本は官軍薩長、賊軍会津に色分けされました。
明治天皇は、途中で長州にはかられたことに気づき、山県有朋などを遠ざけるようになりました。
薩長は「攘夷」の排外主義で政権を奪いました。
政権を取るや、手のひらを返し、「西洋に追いつき、追い越せ」の欧化政策にかじを切り替えました。
陸軍の長州、日本には、排外主義の傾向があり、
その後のアジア諸国の侵略にもつながりました。
長州の謀略性はいまだに続いているようです。
会津のきまじめさで、日本の信頼を築いてほしいものです。
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・いまだに「長州は許さない」とする会津人の怨念は、青森の斗南(となみ)藩への流罪に由来しています。米のとれない斗南藩の地は、日々の食事にも事欠く始末で、その扱いは、まさしく罪人でした。
・ 西郷にどうどうと会いに行った渋沢栄一を絶賛しています。
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