節分。なぜ鬼は赤いの? 製鉄。鬼門は北東。吉備(岡山)
【※】2021年は2月2日が節分
【※】2021年は2月2日が節分
鬼と桃太郎 /https://www.photolibrary.jp/img724/251043_6104038.html |
兄の吉備津彦(きびつひこ)と共に、岡山地方を平定し、
そこを吉備(きび)と名付けました。
兄弟は7代の 孝霊天皇の子です。
古事記では、朝廷から派遣された吉備津彦と桃太郎は、吉備国を平定しました。
「♪♪~ お腰につけたきびだんご、ひとつ、わたしにくださいなぁ! 」の「きび」は、吉備のことです。
吉備津彦は、岡山市の吉備津神社にまつられています。
【※】吉備津神社 岡山市
鉄は当時は貴重品でした。
そこで働く人たちの顔は、炎で真っ赤でした。
鬼の顔が赤く、また鉄棒をもっているのは、製鉄関係者だったからでしょうでしょう。
鬼は何も悪いことをしていなかったようです。
鉄棒をもっていることでわかるように、砂鉄が豊富にあるので、
大和朝廷にねらわれてほろぼされたようです。
鬼は、鬼門(きもん)からやってきます。
北東です。
北東は、1時が丑(うし)で、2時が寅(とら)ですから、
うしとら です。
牛(ツノ)と虎(キバとシマ柄パンツ)の姿をしています。
「おに」は、「隠(いん。みえないもの)」がなまって、「おに」になったとも言われています。
吉備津神社内の犬養木堂の像 |