2007年 | ||
大中華圏 | 360万 | |
(中国 | 94万 | 95年には22万) |
韓国 | 260万 | |
アメリカ | 82万 |
- 大中華圏とは陸の中国+海の中国(台湾+香港+シンガポール)を指します。
- 円安のため、人民元は19%アップしました。ウォンは、32%、ロシアのルーブル20%アップしました。訪日観光客が増えるゆえんです。
- 苗場プリンスの最良の部屋は、ロシア人が占領しています。
- オーストラリア通貨は円に対して、58%アップしました。このためタクシーの運転手の給与は、円換算で1500万円となっています。ニセコのマンション、別荘はオーストラリア人が買い続けており、日本一高騰しています。
- 日本はホテルも安いし、買い物天国とというのが、海外の通説です。
2006年日本人出国者の行き先
1995年 | 2006年 | |
アメリカへ | 475万 | 367万 |
中国へ | 87万 | 377万 |
- 2006年日本人の行き先は、中国行きがアメリカ行きを逆転しました。
- 日本人には外国が遠くなりました。イギリスではそれなりのホテルは10万円かかります。天丼一杯が4000円もします。
貿易もアメリカからアジアシフトへ
日本の貿易量
2007年 | |
対大中華圏 | 28% |
対中国 | 18% |
対アメリカ | 16% |
- 大中華圏との貿易量が全貿易量の3分の1に迫っています。
- 2050年にはアジアとの貿易量が半分を占めるようになります。
日本海物流の時代へ
2007年世界港湾ランキング
- 1位シンガポール、2位上海、3位香港、4位深セン、5位釜山
釜山のコンテナ扱い量
- 釜山>東京+横浜+名古屋+神戸+大阪
日本のコンテナ扱い量の伸び率(1995年から2005年)
- 全国平均4.6% 日本海沿海13%
- 世界港湾ランキングを見ると、世界はアジアの時代であることがわかります。
- 日本の物流は、日本海側(アジア側)へシフトしています。1995年から2005年までの伸び率は、全国4.6%に対して日本海側は13%です。日本海側が伸びているのは、釜山への中継港となっているからです。
- 日本海岸側の物産はいったん安くて便利で営業時間が長い釜山へ集められ、そこから太平洋へ、アジア、アフリカへ旅立ちます。
- たとえば、函館のカニ缶は、釜山へ運ばれ、釜山から函館沖の津軽海峡を通ってアメリカへ輸出されています。
- 日本は、各県1港方式で、値段も高いので国際競争に太刀打ちできません。内航船の価格が高く、鹿児島から沖縄までの運賃とアメリカから沖縄までの価格が同じです。
cf. 寺島実郎「2008年への視座 世界潮流と日本の進路を考える基本資料」2008年2月18日 テラハウス@東中野
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