川越の料亭文化について 長島威(たけし) 「幸すし」店主

長島威(たけし) 「幸すし」店主
長島威(たけし)店主は川越料理店組合長
幸すしの奥座敷
2010年9月21日幸すしにて武蔵観研のセミナーが開かれました。
川越の料亭文化について、長島威(たけし) 「幸すし」店主が熱弁を振るいました。
下に 「川越料理店組合略史」を記します。
<*写真は鈴木香菜子さん提供です。

川越料理店組合略史
  • 1900年(明治33年) 「川越料理店組合」を結成。
    初音楼、山屋が中心。
    「全国料理業同盟会」発会式に参加する形で結成されたもの。
    「全国料理業同盟会」は営業税を6倍にしようとする法案に反対するために結成された。
    1893年(明治26年)に川越大火があり、この頃は建築ラッシュであった。
  • 大正時代(1912-1926年) 多くの名店が開業
    商工会議所には30軒以上が登録される。洋風看板が随所に造営される。
    花月、八百勘、
    そば:福住、寿庵
    うどん:縄のれん
    カフェ、ミルクホール:黒猫、かねこ
    寿司:中清、すし政
  • 1922(大正11年)県下初の市に。
    人口は川越市27000人、大宮町19000人、熊谷町15000人
  • 昭和戦前(1926年-1945年)
    乙種料理店組合として30軒が登録。
    お店(たな)も大繁盛で、花柳界は名妓を輩出。
  • 1930年「川越小唄」作成 作詞は西条八十
  • 1933年= 昭和8年
    新歌曲「四季の川越」作成
  • 1937年= 昭和12年 物資の統制、食料の統制により、多くの諸団体に分かれる。
    川越飲食店組合
    川越西洋支那料理店組合
    川越二業(料理と芸妓)同盟組合
    川越甲種料理店組合
    川越乙種料理店組合
    川越芸妓屋組合  
  • 1945年-1989年  朝鮮戦争の前後、戦後の全盛期に
     戦後、食材の仕入れもままならず、多くの店が休業。
     朝鮮戦争の前後、川越花柳界の戦後の全盛期
川越料理店組合
会員店へのアクセスマップ

料亭 源氏家
すき焼き・フランス料理 吉寅
割烹 初音屋
鮨会席 幸すし
西洋料理 モダン亭 太陽軒
割烹 ささ川
居食屋 鳥せい
料亭 山屋
鰻料理 深井屋
鰻 小川菊
割烹・旅館 佐久間
日本料理 美鈴
鰻・会席料理 いちのや
鰻 東屋
割烹 福登美
割烹 川島
鰻・天ぷら 徳川
日本料理・とんかつ 登茂恵
いも料理・割烹 いも膳
日本料理 初かり亭
そばきり 悠々庵
鰻 うなっ子
松村旅館