北里 柴三郎 |
北里柴三郎(きたさと しばさぶろう)は、熊本県の阿蘇郡小国町に生まれました。
二人の弟をコレラで亡くします。
このことで医者になることを決意します。
東京大学医学部を卒業しました。
1885年32歳で、ドイツへ留学し、
ベルリンのコッホ研究所に入って学びました。
コッホは、コレラ菌を発見して、
のちにノーベル賞を受賞した細菌学者です。
【※】野口英世は北里 柴三郎の指導を受け,渡米しました。
北里柴三郎は、破傷風の研究で成果をあげました。
6年間のドイツ留学で、北里柴三郎は世界の細菌学者のひとりとなりました。
【※】ノーベル賞受賞は当然ですが、ドイツの医師にはドイツの国を挙げての応援があったのに対し、
北里は国内で足を引っ張られていました。
福沢諭吉の協力を得て、伝染病研究所をつくりました。
北里柴三郎は、
赤痢菌を発見した志賀潔、
狂犬病ワクチンの研究をした梅野信吉、
黄熱病の研究で有名な野口英世
などを育てました。
慶応義塾大学に医学部をつくって初代の医学部長をつとめたのは、
福沢諭吉の恩にむくいるためでした。
【+22】北里柴三郎博士とふるさと小国町 熊本県生涯学習推進センター
【名言】
至誠一貫、物事は筋を通す
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