シンポ「古代入間郡の役所と道」。川越に新しい観光が

2015年4月12日、川越市立博物館25周年記念シンポジウム「古代入間郡の役所と道」が川越市・山吹会館にて、10時より4時35分まで開かれました。

趣旨説明:田中  信(しん、川越市立博物館長)
登壇者 : 森 公章 (東洋大学教授)
登壇者 :  平川  南 (人間文化研究機構理事)
登壇者 :  木本 雅康 (長崎外国語大学教授)
登壇者 :  宮瀧 交二 (大東文化大学教授)

このイベントは、川越市立博物館(田中 信館長)のホームランです。

日曜日に7時間弱をついやした333人の参加者は、このシンポを機に川越から新しい何かが始まる予感でワクワク、ドキドキしたことでしょう。

4月12日のシンポジウムでは、多くの発見がありました。
川越、武蔵地域は、江戸時代ばかりでなく、古代史の宝庫であることが、この日確認できました。
これらの素材、データに磨きをかけ、「おもしろく、わかりやすい」ガイドができることを期待しています。
  • 文化財をめぐるコース
  • 古墳めぐりコース
  • 古代のロマン探訪コース
  • 東山道 武蔵路(みち)
  • 上円下方墳
  • 山王塚古墳
  • 霞が関遺跡  
  • 弁天西遺跡
  • 勝呂廃寺
  • 南大塚古墳群(第2次調査)
  • 川越の文化財
  • (以下、続く)

今、「地方の創生」がさけばれています。
モノマネではなく、川越独特のものを探し、磨きをかけることが、川越に要請されています。
    まち・ひと・しごと創生本部  首相官邸

観光産業は、21世紀のリーディング産業です。
平和の創出や安全保障にも寄与貢献します。
地域経済の牽引役にもなります。
川越が、「蔵造りの街」に続き、「川越の古代史」を全国へ発信し、地方創生の鏡となることを願っています。


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【武蔵、東山道武蔵路】
  • 武蔵は、6カ国と接しているので、「武蔵←六さし」とよばれるようになりました。(平川南)
        6カ国:相模甲斐信濃 上野下野下総(しもうさ)
  • 武蔵にはすでに奈良時代から中央の影響が。

6カ国と接する武蔵  /*
東山道 武蔵路(みち)とは
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  • 大和は、東北をおさめるために、武蔵を利用しました。
  • 武蔵路(みち)は、直線で幅は高速路4車線分もありました。
  • 771年東山道を廃止し、東海道に所属替えしました。
  • 奈良時代から、武蔵は、中央にとって、強すぎる迷惑な存在でした。
  • 喜多院のある「仙波」は倭名類聚鈔(わみょうるいじゅうしょう)では、「浅羽」。
道・鎌倉街道上道(埼玉編)
*http://www.jomon.ne.jp/~kmt/11-oldjapan1.html
**http://www.asahi-net.or.jp/~ab9t-ymh/annai/saitmp.html

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