桓武天皇。第50代天皇。1000年以上続く平安京へ遷都する。4月9日没

桓武(かんむ)天皇。第50代天皇。1000年以上続く平安京へ遷都する。4月9日没

・737年。奈良~806年4月9日没。平安京

奈良仏教は、国を守るために、政治に関与していました。
仏教の力が強まることを危惧した桓武天皇は、仏教を政治からはなす必要がありました。
天台宗や真言宗が都から離れた山岳で開いたのも、政治から距離を置くためでした。

平安京は、1000年以上続きました。


平城京→長岡京→平安京

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平城京に木がなくなったことも、平安京へ移った理由です。

大和朝廷は奈良盆地にありました。

当時の日本のエネルギー源は、木材でした。
奈良盆地は山に囲まれていたために、エネルギーは取り放題でした。

竹村公太郎によると、奈良盆地には、当時10万人の人が住んでいました。
ひとりの人間が10本の木を消費していました。

奈良盆地の山々から、1年間に消える木の本数は?
10本×10万人=100万本 です。

1年に100万本の木が失われ、植林をしても追いつかなくなりました。
当時の奈良の山々は丸裸になってしまいました。

木がなくなってしまったので、桓武天皇は都を奈良から京都へ移しました。


徳川家康が天下を取っても、京都に戻らなかったのも、木が原因だったと言われています。

当時、関西方面の山々は丸裸でした。
木は、四国、九州、北陸からも運んでいました。

関東は木が豊富でした。

しかし幕末の頃には木も枯渇してきました。

ありがたいことには、石炭の発見で日本は世界に雄飛することができました。

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桓武天皇とカール大帝は、同時期の人です。
カール大帝は、ドイツ、フランス、イタリアを征服し、西ヨーロッパを統一しました。



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