大武美保子
大武美保子:ヒト学・サービス学【動画】14分
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画像見て会話し認知症予防 「ふれあい共想法」脳に刺激、東京大が開発
ほのぼの研究所
東京大学-柏市・民産官学連携研究拠点
【pdf】共想法:同じ画像を見て制限時間の中で想いを共有する
【pdf】共想法支援システムの開発と高齢者による評価
共想法 ブログ記事
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大武美保子(おおたけ・みほこ ) |
東京大学人工物工学研究センターサービス工学研究部門准教授。
東京大学学術統合化プロジェクト(ヒト)メンバー。
IEEE、SfN、日本ロボット学会、情報処理学会、人工知能学会等の会員。
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1995年より10年間、「デジタルミュージアム日本民藝館」の制作運営を行うなど、文系・理系・芸術系の壁を越えた活動を展開。日本の伝統文化の習得を目指し、書道、華道、合気道を学んできた。オフは、美術館博物館科学館巡りとピアノ。
2003年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)、同年「ゲルロボットの研究」により、日本ロボット学会研究奨励賞受賞。
2004年より2008年まで、科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業さきがけ「神経系の双方向マルチスケールシミュレータの開発」研究代表。
2005年まで、東京大学情報理工学系研究科21世紀COE特任助手、脊髄神経情報処理の研究に従事。
2005年より2006年まで、東京大学総括プロジェクト機構学術統合化プロジェクト(ヒト)講師。
2006年より、東京大学人工物工学研究センターサービス工学研究部門助教授、2007年、准教授。
工学部システム創成学科知能社会システムコースで学部教育を、大学院工学系研究科システム創成学学専攻で大学院教育を担当。
2007年より、東京大学-柏市・民産官学連携研究拠点 ほのぼの研究所所長。
2008年より、NPO法人ほのぼの研究所代表理事。
身体運動を制御する神経系を細胞レベルから個体レベルまでモデル化し、内部状態を予測する技術の開発と、これを通じた神経科学知識の統合化研究、運動学習支援サービス、認知症予防回復支援サービスへの応用研究に従事。画像を用いた会話により認知活動を支援する共想法を考案し、高齢者と共に開発。
同時に、領域横断型「ヒトセミナー」や、異分野融合型「100時間ワークショップ」など、新しい研究教育スタイルを提案し実践。
【出所】
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会話支援手法「共想法」の実施手順
「ふれあい共想法」は、6人程度のグループが持ち寄った写真素材をスクリーンを見ながら、活発に語り合って認知機能を旺盛にしようとするものです。
参加者は、人の話を集中して聞くことが求められます。
人にわかってもらえるように工夫して話すことが必要です。
体験記憶、注意分割、計画力が盛んになり、
認知症の予防、回復にも効果が期待されます。
仲間づくりもでき、まちの活性化、「ほのぼの社会」の実現にもつながります。
参加者は、セッションのあとは、何年もの知己のような親近感をいだくようです。
1 男女6人の参加者が、写真を何枚か持ち寄り、スクリーンに映します。
テーマの例:
ふるさと、旅行、近所の名所。健康、食べ物。笑い、失敗談。
2 1人が3分ずつ写真にまつわる話をします。
《*体験的な記憶が呼び覚まされます。》
3 一巡後、1人ずつ質疑を受けます。
《*同じ写真でも、人によりものの見方、感じ方、想いが違うことがわかります。》
4 何週目かの最終回には、これまでの写真を見ながら、誰の写真か、どんなテーマだったかなどの記憶効果の測定を楽しみながらおこないます。
《*参加者は、いずれ市民研究員になることが期待されます。》
《*独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業》
2010年10月19日 共想法セミナーのポスター
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2010年8月8日 @柏市加賀 ほのぼのプラザますお。小林、大武、桑原 |
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