2012/04/26

逸材を輩出する中国のユダヤ人・ハッカ(客家)

福建省のハッカ土楼(どろう)。/f13MQ
土楼の内部 /EgDWp
中国のユダヤ人とよばれるハッカ(客家)は、放浪差別をバネに、逸材を輩出しています。
視野が広く教育程度が高いのが特徴です。
  • 太平天国総帥・洪秀全
  • 革命家、中華民国初代総統・孫文
  • 孫文夫人・宋慶齢
  • 中国解放軍将軍・朱徳
  • タイガーバーム・胡文虎(コブンコ)
  • 市場経済の父・鄧小平
  • シンガポールのリークアンユー(李光耀)
  • 台湾元総統・李登輝
  • タイ元首相・タクシン
  • タイ首相・インラック
しっかり自己主張をし、孤高の決断をします。

鄧小平は、共産中国に、市場経済を導入し、今の中国を築きました。

リークアンユーは、シンガポールを「北京語の国」にし、次に「英語の国」にし、いままた「米語の国」にして、アジア一の高水準国家を築いています。

李登輝は、自国に外国の軍隊もおかず、対立を恐れず堂々と自国の尊厳を主張しています。

ハッカ(客家)とは「よそ者」という意味です。
英語では、Hakkanese(ハッカニーズ)といいます。

もともと黄河中原に住んでいましたが、紀元後に戦乱を避け数次にわたり南遷して来ました。
誇り高き中原文化の継承者と自負しています。
言語も官話の音韻的な特徴を保存しています。( 桑原政則、「中国系諸民族の言語と文化」1997)


移住先の福建省、広東省、江西省、湖南省、四川省では先住の漢民族との争いが絶えませんでした。
そのため山岳の移住地に逃れ、孤立して暮らしています。

また、山岳の移住地では、生活もままならないことも多く、海南島、台湾、東南アジア、さらには北アメリカに雄飛しました。

海外華人の3分の1をハッカが占めています。
「華僑は革命の母」と称した革命家・孫文は、海外のハッカ閥のサポートを受けました。

ハッカ人の人口は日本と同じくらいです。