アメリカ人のほうが日本人より会社好き

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アメリカでは、1960年代までは終身雇用が当たり前でした。
親、子、孫3代が同じ会社で働くこともありました。

IBM、コダック、AT&Tなどは、家族経営を信条としていました。

これらの企業に、

リストラを余儀なくさせ、
終身雇用、
年功序列、

を奪ったのは主として日本メーカーでした。(※1)

◇                    ◇                    ◇

日本人とアメリカ人の仕事観を調べた調査があります。
調査は、1980年代後半におこなわれました。(※2)

1980年代後半、日本人は、バブルの絶頂期でわが世の春を謳歌していました。

アメリカの労働者は、日米貿易摩擦によるリストラに直面していました。

アメリカ経済最悪時におこなわれた質問です。


「今の仕事にどれほど満足していますか?」

アメリカ人 34%
日本人 18%

「友人に自分の会社を勧めますか?」

アメリカ人 63%
日本人 19%

「入社時に会社の内容を今のように知っていたら、今の仕事をもう一度やりたいですか?」
アメリカ人 69%  

日本人 23%


ここからわかることは、愛社精神も仕事への献身度もアメリカ人のほうがはるかに高いことです。


日本人は会社嫌いです。


(※1)
橘 玲(たちばなあきら)『震災の後で人生について語るということ』
(※2)
小池和男『日本産業社会の「神話」』

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