お片づけの悩み カタつけます! NHKこども
2014年10月25日 (土)
今回のテーマはお母さんの永遠の悩み「お片づけ」。
片づけは状況把握、段取り、分類分析力と、生きる力をフル活用する作業。
大変だけどまさに「生き方が変わる」チャンスです!
いや~、お片づけは奥が深い!
ということで、番組でお伝えしきれなかった情報をご紹介します!
片づけは「物を減らす」が8割!
かたづけ士の小松易さんに教えてもらった、お片づけ力アップの極意は、
「物を減らす」と「定位置を決める」でした。
片づけって、物をきちんと収納することだと思っていませんか?
つまり「定位置を決める」を上手にできれば、片づくと考えがちですよね。
しかし小松さん曰く、「物を減らす」作業こそ重要で、
これができれは、片づけは8割できたも同然!
物を減らす行程で、物の量を把握し、
分類もできるので、頭の中もスッキリ。
減らすことがきちんとできれば、定位置を決める作業も楽にできます。
「物を減らす」を面倒くさがらずにすることが成功の鍵なのです。
物を「いる」「いらない」分けるコツ
・使用頻度で分ける
過去1か月使ってない物は「いらない」に分けるなど、
使えるかどうかではなく、「今使うか」どうかを基準に。
・お気に入り度で分ける
昔好きだったものを手元に置くのはスペースの無駄。
手に持って見て「今、好きか」で判断する。
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1日たったの15分の片づけでOK!
といっても「物が溢れる我が家、一体どこから手をつければいいの~?」という
お母さんに朗報!
時間をかけて一度に片づけようとするのは失敗のもと。
小松さんは1回の片づけに必要な時間は、15分だと言います。
どんな場所でも細かく分け、
毎日少しずつ進めたほうが確実に片づきます。
例えば机の上の半分だけ…という区切り方でもOK。
ちょっと気が楽になりませんか?
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子どもが「片づけよう!」と納得する、声のかけ方とは?
今回のエデュカチオポイントは
「子どもが片づけるといい事がある」と納得することが大事。
そこで、整理収納アドバイザーの芳賀裕子さんに、
子どもが納得する声掛けのポイントを伺いました。
小学校低学年“気づかせる”
小学校低学年くらいだと、物が散らかっていたり、元の位置に戻っていないことを、
不便にも不快にも感じていないことが多いようです。
そこで「ここにあったら汚いな」
「踏んでしまったら痛いよ」など、気づかせてあげる声かけが効果的。
小学校中学年からは“動機づけ”
「なぜ片づけるのか」という理屈を話してあげる事が大事。
例えば「決まった場所にあると、次に使う家族が困らないよ」
「探す時間がなくなれば、自由に使える時間が増えるよ」など。
芳賀さんの言葉で印象的だったのは、
子どもが納得できる言葉を惜しまないで欲しいということ。
尾木ママも言っていた通り、「片づけなさい!」は子どもの片づけ力を育まないのですね。
担当ディレクターの私は、大の面倒くさがりで片づけは苦手だったのですが、
制作を機に我が家の片づけを少しずつ進め、
およそ2か月で、いつ人をお招きしても大丈夫!な状態になりました~。
こころなしか視界まで明るくなった気がします(笑)
実感しているのはフットワークが軽くなったということ。
物の位置を把握し、取り出しやすくなったので、
家事の面倒くささが軽減したんじゃないでしょうか。
片づけは暮らしやすくするためにあるのだと思います。
日々、子育てに追われるお母さんが、
快適に楽しく暮らせますように…
そして子どもたちも、遊びにスポーツに、そして勉強にこの番組をお役に立ていただければ
嬉しいです。
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