『川越氷川神社本殿 』の 写真集 刊行さる。 2022/12

川越氷川神社本殿  写真集   2022/12

川越氷川神社本殿  写真集 



この写真集は、川越市政100周年にあわせた川越氷川神社の世紀の偉業です。
川越市や川越市民にとっても誇れる宝です。

ありがたいことです。

川越は、

【本当に住みやすい街大賞2023】第8位 川越 
に選ばれています(2022/12)。
歴史的建造物が身近にあることも大きな利点になっています。



アメリカの博物学者エドワードモースは、1882年川越氷川神社を訪れます。 

「内部は最も美しく、そして精巧な彫刻のある貴重な陳列室」 のようだと驚嘆します。

このことは「優れた技術が洋の東西を超え人々を魅了することを示す、興味深いエピソード」です。
(川越氷川神社宮司 山田禎久)


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川越氷川神社:安産、お宮参り、戌の日


川越氷川神社は、欽明天皇の時代(ほぼ500年ころ)に創建されました。 1500年を超える古社です。


本殿は、川越城主松平斉典(なりつね)が寄進したもので、 城下町 川越の総鎮守、神となっています。


本殿は、「江戸彫り」(関東特有の精緻な彫刻)が全面に施されています。

川越氷川神社本殿 の向拝

正面には、

「鳳凰」 「龍」 「波に千鳥」 「波に亀」

「獅子」

「獏」 などの向拝(屋根が前に張り出した部分)があります。

組み物と組み物の間の枇杷板(びわいた)は、 「青龍」、「朱雀」、「白虎」、「玄武」を配した「四神」となっています。 東面は「波に龍」、 南面は「松に朱雀」、 西面は「竹に虎」、 北面は「波に亀」 となっています。


    【*】川越は四神相応の地。上戸・的場地域→ 川越城地域

    【*】京は四神相応(しじんそうおう)の地


腰羽目(こしばめ)にも、 「亀に乗る浦島」や
「天岩戸」などの 物語の意匠がほどこされています。


源氏にかかわる場面が多いことも特徴です。

p48    俵藤太秀郷
p51    鎮西八郎 源為朝
p59    鶴が岡八幡宮の放生会
p90    5代 源義家


撮影は、六田 知弘(Muda Tomohiro)、六田 春彦(Muda Haruhiko)です。


スサノオはすさぶる荒川をなだめ、人々を守る祭神 



川越氷川神社  画像  

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