2011年3月、法然上人に8つ目の大師号が贈られました。
大師号は、高僧に朝廷から贈られます。
浄土宗で大師号をいただいているのは法然上人ひとりです。
25人ほどの高僧が大師号を贈られています。
法然上人の大師号
1697年 円光(えんこう)大師
1711年 東漸(とうぜん)大師
1761年 慧成(えじょう)大師
1811年 弘覚(こうかく)大師
1861年 慈教(じきょう)大師
1911年 明照(めいしょう)大師
1961年 和順(わじゅん)大師
2011年 法爾(ほうに)大師
川越の蓮馨寺(れんけいじ)に和順会館があります。
和順(わじゅん)大師にちなんで命名されたものです。
大師号は、諡号(しごう、おくり名)の一種です。
生前のおこないをたたえ、死後におくられます。
一般人の戒名(かいみょう)にあたります。
昭和天皇、明治天皇といった名称も、諡号(しごう)です。
いまの天皇は、今上(きんじょう)天皇とよびます。
「平成+天皇」ではよびません。
法然 まとめ
蓮馨寺 まとめ