・1853年9月20日- 1910年10月23日。57歳没。バンコク
チュラーロンコーン国王(ラーマ5世) は、
タイを近代化した20世紀アジアの名君です。
国民から人気が高く「大王」とよばれています。
チュラーロンコーン国王の在位は、1868年- 1910年です。
日本では明治元年- 明治43年にあたります。
このころ西欧列強は、アジアなどの諸国を次々に植民地にしていた帝国主義の時代でした。
・イギリスは、ビルマとマレー半島から、
・フランスは、ベトナム、ラオス、カンボジアから
タイ領をねらっていました。
チュラーロンコーン国王は、
イギリスとフランスの対立を利用しながら、
領土の一部を割譲しただけで、独立を保ちました。
アジアでは、
タイと日本が独立を維持しました。
The second visit of H.M. King Chulalongkorn to Europe in 1906 【10+】
The Great King Rama The 5th (Chulalongkorn) LA-USA 【8+】
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映画では、『王様と私』(Anna and the King of Siam)が有名ですが、タイでは不敬罪にあたります。
【※】チュラロンコーン大学
チュラーロンコーン大学は、「チュラーロンコーン+大学」という風に、チュラーロンコーン国王に敬意を表して、名前を先によびます。
他の大学では「大学+○○(大学名)」と称します。
例えば、タマサート大学は、「マハーウィッタヤーライ(大学)・タマサート」です。
チュラ大とタマ大は、東大vs京大、早大vs慶大のような国を代表する大学です。
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