世界最強のパスポートはシンガポール
【※】シンガポールの便利さ
(CNN) 2017.10.26
- 英語が共通語
- 税関はノーチェック
- パスポートはautomated gateで無人
- 空港から都心まで近い、安い。地下鉄、タクシー
(CNN) 2017.10.26
世界各国が発行するパスポート(旅券)の効力を、その保有者がビザ(査証)や事前手続きなしで入れる国・地域の数に基づいて比較したランキングで、このほどシンガポールが首位に躍り出た。
ランキングはカナダの金融コンサルティング会社、アートン・キャピタルがリアルタイムで更新している。
同社は国連に加盟する193カ国と台湾、マカオ、香港、コソボ、パレスチナ自治区、バチカンの6地域が発行するパスポートを対象に、そのパスポートを持っている人がビザなし、または現地到着後の手続きのみで入れる国の数を「パスポート指数」のスコアとして公表している。
今まではシンガポールとドイツがスコア158で首位に並んでいたが、南米パラグアイがこのほどシンガポールへのビザ免除を決めたため、同国が159でトップに立った。
同社シンガポール事務所の責任者によると、このランキングでアジアの国がトップになるのは初めて。同責任者は「シンガポールの開放的な外交関係と効果的な対外政策が証明された」と述べた。
一方、米国はトランプ大統領の就任以来、順位を下げている。最近ではトルコと中央アフリカが同国へのビザ免除措置を取り消した。
現在の各国のスコアは下記の通り。
1.シンガポール 159
2.ドイツ 158
3.スウェーデン、韓国 157
4.デンマーク、フィンランド、イタリア、フランス、スペイン、ノルウェー、日本、英国 156
5.ルクセンブルグ、スイス、オランダ、ベルギー、オーストリア、ポルトガル 155
6.マレーシア、アイルランド、カナダ、米国 154
7.オーストラリア、ギリシャ、ニュージーランド 153
8.マルタ、チェコ、アイスランド 152
9、ハンガリー 150
10.スロベニア、スロバキア、ポーランド、リトアニア、ラトビア 149
ワースト5は下から順にアフガニスタン(スコア22)、パキスタンとイラク(26)、シリア(29)、ソマリア(34)となっている。
同社によれば、パスポート指数は世界の富裕層が投資による市民権取得プログラムなどを通し、第二のパスポートを手に入れようとする場合などの参考資料となる。
英コンサルティング会社のヘンリー・アンド・パートナーズと航空運輸業界団体の国際航空運送協会(IATA)は毎年、パスポート保有者が全218カ国・地域のうち何カ国に入れるかをスコアにしてランキングを発表している。
今年3月に発表された最新のランキングでは、ドイツがスコア176で2年連続首位。2位はスウェーデンで175、3位にはデンマーク、フィンランド、イタリア、スペイン、米国が174で並んだ。
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