江戸に関係の深い川越 

川越は江戸と関係が深く、観光に関してもみがきがいのあるところです。
  1. 太田道灌は1457年に、川越城を築き、同じ年にちっぽけな村であった江戸に江戸館を築きました。
  2. 家康、10回ほど、川越の喜多院、川越方面にきています。
  3. 江戸をまもる上野の寛永寺は、川越の喜多院の天海さんが開山し、住職となりました。
  4. 寛永寺の本堂は、川越から移築したものです。
  5. 日枝神社・赤坂山王は、川越の日枝神社を分祀したものです。
  6. 1617年、徳川家康の遺骸は、静岡の久能山から日光東照宮へ運ばれる途中、江戸へは寄らずに、川越の喜多院に4日間逗留し、供養されました。
    いまでは、日光東照宮、久能山東照宮、川越の仙波東照宮が日本三大東照宮といわれるゆえんです。
  7. 川越藩の藩主には、江戸幕府の重鎮が配されました。
    老中は松平信綱など6名、大老は、柳沢吉保など2名です。
    川越藩の大老と老中
  8. 川越には、江戸をしのばせるものが多くあり、そのため小江戸(コンパクトな江戸)とよばれます。:
    川越まつり、蔵造りの町並み、家光誕生の間、春日局化粧の間、八坂神社(江戸城の宗教関係の唯一の遺構)