上杉鷹山(ようざん)。米沢を救った藩主。ケネディ大統領が尊敬。Uesugi Yozan。4月2日没

上杉鷹山(ようざん)。米沢を救った藩主。ケネディ大統領が尊敬。Uesugi Yozan。4月2日没

上杉鷹山

・1751年9月9日~1822年4月2日没。70歳


上杉氏の米沢は、山形県の最南端にあります。
米沢市は山形県の南端に
米沢市の位置図  【地図】Mapion

上杉氏は巨大な勢力で、
豊臣秀吉に越後から会津に移されたときでも
120万石の禄高(ろくだか)でした。

しかし、関ヶ原で東軍に加担したため、
徳川時代に
  会津から、米沢に 
移され30万石に減封されました。

その後さらに15万石に減らされました。


にもかかわらず領主は領民の面倒をよくみました。
東北地方では、飢饉がよく起こりましたが、
名君・上杉鷹山(ようざん)はかねてから、
救荒(きゅうこう)政策を進めており、
米沢藩にだけは
餓死者が出るようなことはありませんでした。


上杉鷹山(ようざん)は藩政改革をおこない、
養蚕業,織物業を興し、粗衣粗食に耐えることを教えたなどのために、
修身教育上の模範的な人物となりました。


内村鑑三(キリスト教思想家)は、
日本を代表する5人の中に上杉鷹山
(ようざん)をいれています。


 ケネディの有名な大統領就任演説は、鷹山からの借用です。

Ask not what your country can do for you.

Ask rather what you can do for your country.


(国に何かをしてもらおうとは思わないでください。
国に自分が何をしてあげられるかを問うてください。)

【名言】

「なせば為る 成さねば為らぬ 何事も
成らぬは人の なさぬなりけり」


(やろうと思って努力すれば、必ず実現できる。
逆に、あきらめて努力をしなければ、実現できない」)


山本五十六(いそろく)元帥は
    「やってみせ、言って聞かせて、
させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

と変えて使っています。


【15分】【上杉鷹山】人を惹きつけ、成功へと導くリーダーシップとは