2011/01/24

ichinoseKaname

一瀬要(いちのせ かなめ) プロフィール

セミナー「伝統文化と地域の賑わいについて」の概要はこの下
----------

1953年2月9日、川越に生まれる。

月越小学校、富士見中学、川越高校卒業。

法政大学工学部電気工学科、学部4年で休学、
京都で単独社会体験アルバイト生活の後、復学、
同大学院工学研究科終了。

日立製作所の子会社(日立大甕電気)に就職。

4年後、退社し、株式会社タムラ製作所に入社。
電気・電子設計、SE、研究所、商品企画、営業企画、R&D企画を経て、
2009年3月末で、早期退職。

1年間の人脈開拓を経て、セカンド・ステージは雇われない生き方、生涯納税者を理想に、地域にお金が回る、日本の伝統文化活性化、事業とまちからまちへのウオーキング電子マップ事業で、2010年4月、「いいことクリエイションLLC」を起業。

江戸と小江戸をつなぐ、知ってるようで実は知らない日本の伝統文化をキーフレーズに、平林寺の睡足軒で、「かっぽれ・端唄・三味線そして精進料理を楽しむ」を開催。

川越の小江戸蔵里八州亭で最初に、「創作浄瑠璃」を開催。
その他西洋文化としてジャズイベントを志木駅周辺で開催。

今年は、川越の小江戸蔵里を活動の中心軸にして埼玉南西部地域で、
後半に、入間・飯能、秩父、深谷・熊谷で、同じ文化イベント・プログラムを行なおうとしています。

それと平行して、それらのまちからまちを結ぶ、ウォーキングマップの準備をしています。

趣味は、居酒屋・スナックで、おしゃべりすること。 

---------- セミナー概要

「伝統文化と地域の賑わいについて」

地域の賑わいは住人の文化力にあり。

わたしはそれに気付きました。
その文化は、中央から広く遠くに発信する文化ではありません。
目の前で、顔の見える距離で、ライブで体感する文化です。

それは日本で言えば、産業社会になる前、明治維新の前、そのころの人間の心や価値観を取り戻すことです。
それは日本の文化です。
西洋化後、阻害され続けてきた日本人のDNAです。

産業革命と科学技術の発達で、信号や複製物を使い、簡単に遠くまで何でも伝えることができるようになりました。
私たちは複製されたものにすっかり慣れてしまいました。
生のコミュニケーションが不得手になりました。
そして孤独になりました。

今、私達は大都市に集中しなくても生活できる状況になりました。
住んでいる場所で、自宅で仕事を出来る人が増えました。
地域に関心やつながりを持って、仕事が出来るようになりました。

だからこれから、ライブの文化を再興し、生活場所でのつながりを復活し、心豊な社会をつくることが出来ます。

まちの住民が、顔の見える距離で、ライブで体感する双方向の文化の価値観を持つようになれば、まちの賑わいが生まれます。
その周りに、温かい新たなお金の流れが出来て、地域の経済が健康に回復します。
来るべき新しい社会はそんな姿だと、わたしは思っています。

0 件のコメント: