アメリカにない「新卒一括採用」


アメリカでは、就職活動は一生にわたっておこないます。

卒業してから、見聞を広めるために、半年、1年の海外旅行などをおこなうのは、「新卒一括就職」がなく、個人レベルで不定期におこなうからです。

大学に就職課はありません。
入社式はありません。

就職は個人の活動です。
大学とは関係ありません。

アメリカでは、採用してから所属先を決めたりしません。
あるポジションがあいたので、公募します。
公募も1人であることが多いようです。

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日本では、大企業は年功序列制度を維持するために、新卒を一括採用します。

新卒一括採用は、
年功序列、
終身雇用
を維持するためです。

新卒一括採用があるので、難関をくぐるために、はげしい受験競争があり、きびしい就職活動があります。
人生で一度きりの「新卒一括採用」試験にそなえた勉強を幼いころからおこなうことになります。
大学が就職予備校と化します。

大学側が、大学改革をとなえても効果はありません。

大学は社会の一部です。

企業側が、年齢差別をやめて、通年採用すれば、
就職活動は、一度きりではなく、一生のこととなり、
大学改革は一気に進みます。


日本の大学改革は、大学からではなく、

企業の「新卒一括採用」廃止

からはじまります。

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